毎日あくせく働き、心の余裕がなくなってしまう毎日。なのに、そんな日々を知ってか知らずか、パートナーから「お前はいいよね」「あなたはいいわね」なんて悪態をつかれたら…。夫婦は世界一身近なところにいる他人とはよく言ったもの。

妻や夫からの「いいなぁ」、あなたはどう受け止めますか。そして、あなたがパートナーに「いいなぁ」と思うのは、いったいどんなときですか。

あなたはどんなときに相手を「いいな」って思う?

まず初めに、20~60代の既婚男女に「パートナーのことをついついうらやんでしまうのは、どんなときですか?」と質問してみました。さて、どのような回答が集まったのでしょうか。

男っていいな

「友達と、気軽に遊ぶ約束ができること。話が盛り上がったら、すぐに『じゃあ、来週の日曜釣りに行こうか』なんて流れにできる。そのくせ、私が休日に友達と会う約束したら、『え、俺のメシどうするの?』とか『子どもの面倒、どうするんだよ』なんて言われる」(32歳/会社員)

「スーツを着て引き締まった表情で仕事へと向かう瞬間。『おつかれさま』と思うと同時に、言いようのない羨ましさを感じる。上手く言えないけれど」(28歳/専業主婦)

「家事をしなくていいこと。たまに子どもを公園に連れて行っただけで『いいパパね』って言われること。私の実家に帰省しても『婿殿』扱いでグータラできること。子どもが生まれてから、すごく不公平感を感じます」(31歳/パート)

「家のことを考えず仕事に没頭できること」(50歳/販売)

「家計のことを考えなくてすむこと。細かい話ですが、うちの主人は蛇口をひねりっぱなしで歯を磨いたり、ヒゲをそったりする。私が注意すると、『そんな細かいところまでケチケチ言わなくても、そう水道代は変わらんだろう』って。私もそんな風に思ってみたい」(61歳/専業主婦)

女っていいな

「このまま定年まで働いてなきゃいけないのか、と思ったら『結婚したら仕事やめられる専業主婦っていいな』と思う。でも、ポロっと家内に話したら『何言ってるの! 専業主婦で優雅に暮らせる人なんてほんの一握りよ! 私だってパートしてるじゃない』って怒られました。すんません」(36歳/会社員)

「2歳の娘を溺愛しています。早く帰れた日はお風呂から寝かしつけまでやります。たまに娘が喜びそうなオモチャをお土産に買って帰ります。休みの日はとことん遊んであげます。でも、娘は妻が近くにいなければ『ママ~』と泣きます。がっかりです。いいよな、ママは無条件で子どもに愛されて」(32歳/営業)

「毎日昼寝してるって聞いたとき」(43歳/公務員)

「俺は髪切るのは千円カットなのに、妻は美容院でカラーだのトリートメントだの、1万円近く使っているって知ったとき」(36歳/商社勤務)

パートナーに「いいな」と言われたら、あなたはどう受け止める?

さて、夫や妻から「お前は良いよな」「あなたはいいわね」なんて言われたら、あなたはいったいどのような反応を示しますか。