年金の支給は2カ月に1回。次回の振込は10月15日です。このタイミングで、老後の生活について少し立ち止まって考えてみるのもいいかもしれません。

厚生労働省が公表した「2024年 国民生活基礎調査の概況」によると、年金を受け取っているシニア世帯のうち、公的年金や恩給だけで生活しているのは43.4%。残りの56.6%は、何らかの収入を上乗せして暮らしているという実態が明らかになっています。

この数字を見ると、「年金だけで老後を乗り切れるのか?」という疑問が、より現実味を帯びてきます。現役世代の方にとっても、今のうちから老後資金の準備を始めることの大切さが、よりはっきりと見えてくるのではないでしょうか。

この記事では、シニア世代の貯蓄額・生活費・年金額などのデータをもとに、老後の暮らしを具体的にイメージできるように整理しています。

将来の生活設計を考えるきっかけとして、ぜひ参考にしてみてください。