高収入になると、色々な人と交流する機会があると思います。取引先との食事会や接待もあるでしょうが、ある程度稼ぐ仕事をしている人ほど、プライベートでも同僚や友人などと積極的に交流しているケースも。そういう人は、やはり交際費がかさみます。毎日の生活の華やかさを見ていると、交際費の出費額が大きいことがよくわかるんですよね。

毎日と言っていいほど友人と食事をしたり飲み会に参加したり、毎日楽しそうに、かつ忙しそうに過ごしています。しかし、やはりその裏で「貯められるだけのお金がない」という問題に直面しているようです。筆者の友人である高収入女性は、月の交際費が8万円~10万円だと言っていました。

交際費に毎月8万円も出せる人がいるということがそもそも驚きですが、ストレスの多い仕事でバリバリ稼いでいる人は、やはりお酒の力を借りてストレス解消していることが多いようです。このようにストレス解消と飲み会が結びついてしまっていると、飲み会を減らすことはかなり困難です。

また、高収入女性の中には、お金を使うために働いているというくらいの人も多くいます。高級レストランで食事をしたり、思い切りブランドものを買ったりと、お金を使うこと自体がストレス解消になってしまっている人も多いようです。できれば、もっとお金のかからないストレス解消法を見つけるほうがいいですね。

意外と恋愛下手なこと

高収入女性の話を聞いていて面白いなと思うのが恋愛模様です。彼女らはそこらへんの男性よりもしっかり稼いでいて、そのことを自覚もしています。ですから、「彼氏が自分よりも収入が低い」というシチュエーションに慣れてしまっているのですね。

また、彼女たちには稼いでいるという自負というか、プライドのようなものもあります。だからこそ、「男性にホイホイ奢ってもらうのは…」と思ってもいますし、お金のない男性には出してあげてしまうこともあるんですよね。

高収入女性の話を聞いていると、なぜか恋愛下手な人が多い印象です。彼女たちのおおらかさのようなものに甘える男性が多いことも、彼女らの話を聞いていて驚くことの一つ。これは筆者の想像ですが、基本的に高収入女性はそこまでの地位を手に入れるために努力ができる人で、そんな彼女らに周りの人間も甘えてきたのではないでしょうか。

そうした生活に慣れた彼女たちのところへやってくるのが、甘えたい男性。彼女たちも甘えられることに慣れていて、お金に余裕もあるし、つい変に甘やかしてしまうのではないでしょうか。

高収入な女性から聞く恋愛の話で多いグチは、「金銭感覚の違い」と「彼氏よりお金を出していることへの不平等感」のようなものです。彼女らがお金を貸したり、お金を多めに出したりしていると聞くと、恋愛で心もお金も消耗しているのではないかと心配になります。

まとめ

高収入な人でも、お金を貯めるにはいくつものハードルがあります。筆者の周りにも高収入女性がいますが、色々なものにつまずいている印象です。彼女らの姿を見て、自分も意外と罠にはまってしまっていないか、振り返ってみてくださいね。

大塚 ちえ