3. リスクを取りたくないなら個人向け国債の検討を

個人向け国債は政府が発行している債券で、元本割れするリスクが低い商品です。

銀行預金以上の金利が期待でき、安全性も優れているため、「絶対に減らしたくない資産」の置き場所として適しています。

「固定5年」と「変動10年」の金利

「固定5年」と「変動10年」の金利

出所:財務省「個人向け国債」

個人向け国債は、満期前でも発行から1年経過していればいつでも中途解約が可能です(直近2回分の利子相当額が差し引かれる)。

また、変動10年は市中金利に変動します。昨今は金利上昇が続いており、今後も上昇が続けば、収益性が高まる点が魅力です。

ある程度リスクを取ってNISAで運用しつつ、安全に運用したいお金は個人向け国債に振り向けるのは、分散投資の意味でも有意義といえるでしょう。