新NISAで投資を始める人が多いなか、「老後が近い自分が今から始めてもいいのかな」「50歳代でも新NISAを始めてお金を増やせるかな」と疑問に思う人もいるでしょう。

新NISAは、18歳以上であればいつからでも始めることが可能です。

そこで本記事では、年率3%で「月10万円の積立投資×15年間」さらにそのまま「ほったらかしで15年間」でどのくらい資産を築けるのかシミュレーションします。

また、年率3%で「月3万円の積立投資×40年間」のシミュレーション結果もご紹介します。

新NISAの制度概要とデメリットについても紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

1. 新NISAは運用益が非課税になる制度!(メリット)

まずは、新NISA制度を利用して投資するメリットを確認します。

新NISAは、投資で得た利益が非課税となる制度です。

通常は投資で得た利益に約20%の税金が課されますが、新NISA口座で投資すれば基本的に非課税で利益全額を受け取れます。

新NISA制度を利用して投資するメリット1/3

新NISA制度を利用して投資するメリット

出所:金融庁「NISAを知る」

利益が非課税となるぶん、効率的な資産運用が期待できます。

2. 【新NISA】「月10万円の積立投資×15年間」いくらになるのかシミュレーション!

ではさっそく、新NISAで月10万円の積立を15年続けた場合に、資産がどのくらい増えるのかシミュレーションしてみましょう。

2.1 年率3%で「月10万円の積立投資×15年間」さらにそのまま「ほったらかしで15年間」

年率3%での運用を前提とした場合、月10万円の積立投資で、15年後の資産評価額は約2270万円となります。

元本は1800万円のため、新NISAでの投資により増える資産は470万円です。

さらにそのまま15年間放置(年率3%で運用)をしておくと、資産評価額は約3536万円になります。

年率3%で「月10万円の積立投資×15年間」さらにそのまま「ほったらかしで15年間」2/3

年率3%で「月10万円の積立投資×15年間」さらにそのまま「ほったらかしで15年間」

出所:金融庁「NISAの活用事例」

積立投資期間10年で、運用期間30年の場合、元本の約2倍に資産評価額は増加します。

2.2 年率3%で「月3万円の積立投資×40年間」

また、年齢が若く、毎月の投資金額は少ないものの積立期間を長く取れる人もいるでしょう。

そのような人に向けて、月3万円の積立期間を40年間続けた場合の資産評価額もシミュレーションします。

40年後の資産評価額は元本1440万円に対して、2778万円です。

月3万円の積立期間を40年間続けた場合の資産評価額3/3

月3万円の積立期間を40年間続けた場合の資産評価額

出所:金融庁「NISAの活用事例」

新NISAでの投資が、いかに資産形成に大きな影響を与えるかがわかるでしょう。

3. 新NISAのデメリットは元本割れのリスクがある!

先ほどは新NISAでの積立投資で、いかに資産が増えるのかをシミュレーションしました。

ただし、新NISAにはデメリットもあります。それは、運用実績によっては資産が減るリスクもあることです。

先ほどは年率3%での運用を前提にシミュレーションしましたが、実際の運用利回りがどうなるのかは事前にわかりません。

運用利回りがマイナスになって、元本割れを起こすリスクがあることも覚えておきましょう。

一般的に、投資期間が長期間かつ投資先を分散するほど、安定的な運用が期待できるとされています。

そのため、できるだけ堅実な運用を目指したい人は運用期間を長くして、投資先の地域や資産を分散することを意識してみてください。

なお、日本の年金保険料の一部を運用するGPIFは国内外の債券や株式に分散投資してできる限りリスクを低減しています。

GPIFの過去24年間の運用利回りは年率4.18%のため、シミュレーションするうえでの一つの目安にしてみてください。

4. 家計の状況やライフスタイルに応じた資産形成について考えてみましょう

新NISAは上手に活用することで、効率的に資産を増やすことが期待できます。

ただし、投資にはリスクがあることも理解しておきましょう。

ご家庭の家計の状況やライフスタイルに応じた資産形成について、ぜひ考えてみてはいかがでしょうか。

参考資料