2. 不動産売却で「仲介」を選んで後悔や失敗を感じた人は約14%!

次に、不動産売却において「仲介」を選んだ人に、「後悔や失敗を感じた経験」を聞いています。

実に14.1%の人が「後悔や失敗を感じたことがある」と回答。「仲介」を選んだことで約7人に1人が後悔や失敗をした経験があると明かしています。

寄せられた理由として、「安すぎたから。(40代・男性)」「なかなか買い手がつかなかった。(60代・男性)」「手数料が取られる。(60代・男性)」「売却がなかなかできず、売却予定価格の6割程度まで下げさせられた。(60代・男性)」などの意見が寄せられています。

多くの人が、思っていたよりも売却価格が下がったことを後悔。さらに、売却までの時間がかかりすぎることを挙げています。

売却を早めるために価格を下げる提案を受け、「もっと高く売れるはずだった」と後悔した人が多いようです。

3. 不動産売却で「買取」を選んで後悔や失敗を感じた人は約26%!

続けて、不動産売却時に「買取」を選んだ人が後悔や失敗を感じた経験を紹介します。

26.2%が、買取を選び「後悔や失敗を感じたことがある」と回答。仲介を利用した場合より、買取を選択した人の方が後悔や失敗だと感じた割合が大きくなっています。

理由としては、「手数料など費用がけっこうかかった。(40代・女性)」「複数社比較したらよかった。(60代・男性)」「もっと高く売れるはずだった。(60代・男性)」などの意見が寄せられています。

買取に関しては、すぐ現金化できることが最大のメリット。その分、仲介に比べて売却価格が安くなりがちで、価格面で後悔している人が多いようです。

いかがでしたでしょうか。

高い金額で取引される不動産売却においては、全ての人が少しでも有利に取引を終えたいと考えているでしょう。その中で、仲介と買取ではそれぞれにメリット・デメリットがあることがわかりました。

もし、不動産売却を考えている人は、経験者たちの意見を参考にしながら、損をしないような取引を目指してください。

参考資料

LIMO編集部