年金、みんなの平均はいくら？ 60歳～90歳代の “ふつうの人” の「国民年金・厚生年金」を一覧表で確認しよう

4. 年金支給日をチェック

公的年金は、原則として偶数月の15日に、前月までの2ヶ月分がまとめて支給されます。ただし、15日が土曜日、日曜日、または祝日に当たる場合は、支給日は直前の平日に繰り上げられます。

年金がいつ振り込まれるのか、2025年の年金支給日カレンダーを以下にまとめました。

【一覧表】2025年年金支給日カレンダー

年金支給日：支給対象月

【一覧表】2025年の年金支給日カレンダー

年金の振込額などを知らせる「年金振込通知書」は、通常、新しい年金額が適用される6月の支給に合わせて送付されます。

自分の年金見込み額を知るには「ねんきんネット」が有用です。ここでは、知っておきたい「年金」の基本について説明します。

　→A　年金記録の確認、年金見込額の試算、通知書の閲覧等、年金情報を確認できるサービスです！

「ねんきんネット」では、年金に関する各種手続きも行えます。24時間いつでもどこでも、スマートフォンやパソコンから利用できるので、とても便利ですね。

利用するには、基礎年金番号を持っている必要があります。
※昭和61年4月以前に年金受給権が発生した老齢年金受給者の方はご利用いただけません。

登録方法は下記の2種類です。

詳しくは、日本年金機構のホームページをご覧ください。

ここまで日本の公的年金制度の仕組みと、年代別・男女別の平均受給額について見てきました。公的年金の受給額は、現役時代の働き方によって大きな差が生まれることがご理解いただけたのではないでしょうか。

特に厚生年金に加入していた人は、老後の受給額が国民年金のみの人の3倍にもなるケースがあることに驚いた人もいるでしょう。

しかし、平均額はあくまで目安にすぎず、実際の受給額には個人差があることを忘れてはいけません。

自身の年金見込み額を知るには、「ねんきんネット」というサービスが便利です。

ぜひ一度、ご自身の年金記録や将来の受給見込み額を試算し、より現実的な老後設計に役立てていきましょう。
将来の不安を解消するための一歩を踏み出すことが大切です。

石津大希