2. 不足額給付の受け取り方法(世田谷区の場合)
不足額給付金を受け取る方法は、大きく分けて2つのパターンがあります。
2.1 【自治体からお知らせが届くパターン】
昨年から同じ市区町村に住んでいて、2024年中に収入が減ったなど、給付金の不足が見込まれる方は、このパターンに該当します。
このケースでは、お住まいの自治体が状況をある程度把握できるため、自治体側から「給付金に関するお知らせ」や「確認のための書類」が送られてきます。
案内が届いたら、記載された手順に従って手続きを進めてください。
2.2 【ご自身で手続き(申請)が必要なパターン】
一方、自治体から案内が届かないケースもあります。代表的なのは、2024年中に他の市区町村へ引っ越した方です。
この場合、新しい自治体に対して、「これまでに受け取った給付額」などの情報を申請する必要があります。
また、事業専従者など、自治体側で自動判定が難しい方も自分で申し出が必要なケースがあります。
申し出後、区で要件を確認し、対象者には申請書が送付されます。
2.3 申請期限
自治体からのお知らせへの返信や、自治体に自ら申請が必要な場合、その申請期限は自治体により異なります。
すでに終了した自治体もありますが、多くの自治体で10月31日を申請期限としています。記事を読んで、給付の対象だと思われた人は、お住まいの自治体ホームページなどを確認してみましょう。
3. まとめ
定額減税に関連する「調整給付金の不足額給付」は、2024年の所得状況が確定した後、本来受け取るべき額と実際に受け取った調整給付金との差額を追加支給する制度です。
特に2024年に収入が減少した方や扶養家族が増えた方などは対象となる可能性があります。
多くの自治体で申請期限は10月31日となっていますので、対象の可能性がある方は早めにお住まいの自治体のホームページなどで確認し、給付金を受け取りましょう。
※自治体によって対象やスケジュールが異なるケースがあります。必ずお住まいの情報をご確認ください。LIMOでは、個別の相談・お問い合わせにはお答えできません。
参考資料
斎藤 彩菜