9月ももう終わり、今年も残り3カ月で終わります。

1年を振り返るはじめるこの時期ですが、今年も物価高は続いており、ご自身のキャリアやマネープランについて考える方も多いのではないでしょうか。

今後どこまで物価が上昇するかはわかりませんが、できるだけ支出を抑える工夫をするとともに、収入を上げることも考えたいところ。総務省「統計からみた我が国の高齢者-「敬老の日」にちなんで-」によれば、現代では60歳代後半でも53.6%の人が働いており、仕事をする期間も長くなる傾向にあるためキャリアについては都度考えたいところでしょう(2025年9月14日公表)。

今回は年収に視点をあてて、憧れとする方も多い「年収1000万円以上の人」の割合をみていきます。

年収は職種や業種、会社規模、年齢などによっても左右されますので、職種や業種についても見ていきます。

1. 【最新】「年収1000万円以上の給与所得者」の割合は?日本の最新の平均年収は478万円へ

2025年9月26日に公表された国税庁「令和6年分 民間給与実態統計調査」によると、日本の平均年収は478万円になりました。

1年間を通じて勤務した給与所得者のうち、年収1000万円以上の人は全体の6.2%でした。昨年度の5.5%よりも増加しています。

100人におよそ5人となります。

ちなみに、年収1000万円以上の割合を男女別にみると以下のような結果となります。

  • 男性:9.7%
  • 女性:1.7%

女性に限った場合、年収1000万円以上の人は100人に1人程度です。年収1000万円以上の難しさがわかります。