3. 【まとめ】誰もが安心できる医療の選択を

今回は、後期高齢者医療制度が65歳からでも加入できる「障害認定」について解説しました。後期高齢者医療制度は原則75歳以上が対象ですが、障害認定を受ければ65歳から加入できます。

この制度は任意加入で、いつでも撤回し元の健康保険に戻ることも可能です。最大のメリットは、国民健康保険よりも保険料が安くなる可能性があるというところにあります。

実際に比較すると、地域や所得によっては月2000円以上の差が出る場合も。ただし、どちらが安くなるかは人によって異なるため、必ず市区町村で試算して確認しましょう。

もし該当する可能性があるなら、まずは窓口に相談してみることをおすすめします。65歳からでも医療保険の選択肢は広がります。生活の負担を少しでも軽くするために、ぜひ自分に合った制度を検討してみてください。

参考資料

村岸 理美