秋の行楽シーズン。旅行や趣味など、日々の暮らしにプラスアルファの楽しみを見つけたい方も多いのではないでしょうか。そんな秋に訪れる年金支給日は10月15日です。今年の年金支給日は残り10月と12月の2回のみとなります。

そんな年金にプラスして受け取れるお金や、働き続けるシニアを支援する手当があるのをご存じでしょうか。この記事では、年金受給者や働くシニアが知っておきたい、申請しないともらえない5つの公的支援制度について解説します。ご自身の状況と照らし合わせながら、もらい忘れがないかチェックしてみましょう。

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1. 【高齢者対象】公的年金は日々の暮らしをささえるセーフティネット

公的年金(老齢年金・障害年金・遺族年金)は、私たちの暮らしを支える大切なセーフティーネットです。

ただし、支給要件を満たしたら自動的に振り込まれるわけはありません。年金を受け取るためには「年金請求書」を提出して請求手続きをおこなう必要があります。

国や自治体による「手当」「給付金」「補助金」などの多くもまた、受け取るためには申請手続きが必要です。

申請期限や添付書類などのルールを守れなかった場合、本来受け取れるはずのお金が減額されたり、受け取れなくなってしまったりする可能性もあります。

公的な支援制度を必要に応じて確実に活用するためには、自分がどのような支援内容の対象となるかを理解し、手続きをしっかりおこなうことが大切です。