来月9月の給与明細では「手取りが減ったかも」と感じる方もいるかもしれません。それは、4月〜6月の標準報酬月額に基づいて社会保険料が決定され、9月以降の給与で反映されるしくみだからです。国税庁の最新調査によると、日本人全体の平均年収は約460万円ですが、男性は平均で500万円を超えています。年収が増えれば税金や社会保険料の負担も大きくなります。今回は、男性の年収実態を年代別・雇用形態別に確認するとともに、収入が増えるからこそ考えたい節税の工夫についても解説します。
1. 【男性の年収】平均はどのくらい?
国税庁の「令和5年分民間給与実態統計調査」によれば、日本人男性の平均年収は568万5000円でした。日本人全体の平均年収が約460万円であることを考えると、100万円ほど多いことがわかります。
また、正社員と正社員以外の平均年収は以下のとおりです。
- 正社員(男性):594万円
- 正社員以外(男性):269万円
正社員のみに限ると男性の平均年収はさらに上昇し、600万円に迫る勢いです。ただし、正社員以外に限定すれば平均年収は269万円となり、雇用形態などの働き方によって収入の差が生じている実態が見えてきます。