2. 年金生活がはじまる時までに必要なお金「最低いくら準備すればいい?」
では、実際に年金が支給されるときに私たちは最低いくら準備しておけばいいのでしょうか?
J-FLEC(金融経済教育推進機構)の「家計の金融行動に関する世論調査 2024年」もとに、各世代がどのように考えているのか見ていきます。
- 20歳代:1512万円
- 30歳代:2024万円
- 40歳代:2304万円
- 50歳代:1916万円
- 60歳代:2110万円
- 70歳代:1738万円
20歳代から70歳代は、1500〜2300万円程度の金融資産残高が必要だと考えていることがわかりました。
ただし、これらの金額はあくまで平均値であり、個々のライフスタイルや価値観、生活環境によって必要な金額は大きく異なります。たとえば、持ち家の有無や健康状態、趣味にかける費用など、人によって必要な資金は変わってきます。昨今の物価上昇も考慮すると、余裕をもって資産形成を進めることが重要だと言えるでしょう。この調査結果は、あくまで一つの目安として捉え、ご自身の状況に合わせて計画を立てることが大切です。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)/CFP®/J-FLEC認定アドバイザー
FP資格「CFP®認定者」及び「1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)」を保有。
早稲田大学卒業後、日本生命保険相互会社に入社し、生命保険・損害保険の実務および社内教育部署にて教材制作・研修企画に長年従事。独立後はファイナンシャルプランナーとして公正中立な立場から家計相談・ライフプラン設計などの相談実績を持つ。また、マネースクール講師としてNISA、iDeCoを含む資産運用、社会保障など幅広い分野で「お金の先生」として活動。特に公的年金制度の仕組み、老齢年金、障害年金、遺族年金といった厚生労働省管轄の社会保障分野に深い知見を持つ。
現在、株式会社モニクルリサーチのLIMO編集部にて、厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の一次情報をもとに、信頼性の高い記事の企画・執筆・編集・監修を担当。J-FLEC(金融経済教育推進機構)認定アドバイザーとして、企業や学校への金融教育の普及にも尽力している。
大の犬好きで、現在も愛犬と暮らす。JADP認定の「動物介護士®」「動物介護ホーム施設責任者®」「ペットセラピスト®」の資格を取得。確かな金融知識を持ちながらも、生活者としてのリアルなライフスタイルやペットケアへの深い造詣を日々の活動の糧としている。
(2026年6月26日更新)