3. まとめにかえて
今回は、後期高齢者医療制度が65歳からでも加入できる「障害認定」について解説しました。この制度への加入は任意ですが、国民健康保険と比べて保険料が安くなる可能性があるという点には大きなメリットが考えられます。
しかし、具体的な保険料は個々の状況によって異なるため、ご自身のケースではどちらが有利か、一度試算してみることをおすすめします。もし、ご自身が対象となる可能性があるなら、まずは市区町村の窓口に相談してみましょう。この制度が家計の負担を少しでも和らげる選択肢となるかもしれません。
参考資料
- 東京都後期高齢者医療広域連合「対象者 」
- 厚生労働省「後期高齢者医療制度の令和6・7年度の保険料率について」
- 厚生労働省「医療保険に関する基礎資料・各保険者の比較」
- 厚生労働省「 国民健康保険の保険料・保険税について」
- 東京都港区「令和7年度港区国民健康保険料早見表」
村岸 理美