これらの固定費を、「もっと安く済ませられないか」「本当に必要なのか」という2つの目線で見直しましょう。民間のスポーツジムより、市町村などが運営しているジムのほうが安く設定されていることがあります。医療保険などは、時代とともにどんどん内容も変化しています。同じ補償内容で、もっと安い保険に入れることも。
また、「初月無料のサービスに加入したら、解約し忘れてそのまま払い続けていた」なんてケースもよくあります。過去に動画や音楽の配信サービスを利用した経験がある方は、利用状況を確認しておくと安心です。
このような項目は、クレジットカードや口座の自動引き落としに設定されていることが多く、気がつきにくい存在。いま一度、明細をこまかくチェックしておきましょう。
貯金用の口座を開設する
給与、支払い、貯金がすべて同じ口座だと、毎月お金を使い果たしてしまい、貯金する分が残らない状況になりやすいもの。そんな状況を打破するには、給与が振り込まれるメインの口座とは別に貯金用の口座を用意しましょう。
そして、設定した金額を自動で送金してくれる「自動振替」や「自動送金」のサービスを利用します。これなら、毎月の給料から決まった分を、手間なく貯金用の口座へ移すことができます。手数料やサービス名は金融機関によってさまざまなので、よく利用する銀行に確認しておきましょう。
まとめ
収入のすべてを自由に使える状態は、お金がどんどん流出している状況に気がつきにくい危険が伴います。決まった金額でやりくりしたり、固定費を見直して毎月の支払額をカットしたりと、お金の流れにブレーキをかけましょう。
LIMO編集部