4. 都市集中と地方過疎、広がる人口ギャップの行方
今回は、総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数(令和7年1月1日現在)」のデータをもとに、日本の人口推移と地域ごとの違いについて解説しました。
まとめると、
- 日本人の人口は前年比90万人以上減少し、過去最大の落ち込み
- 人口は都市部に集中し、地方では減少が加速
- 外国人住民は増加しているが、全体の人口減は止まらず
自分の住む地域や今後の暮らし方を考えるうえで、人口動態の変化は他人事ではありません。この機会に身近な「地域の未来」について一度立ち止まって考えてみましょう。
参考資料
村岸 理美
執筆者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)/CFP®/J-FLEC認定アドバイザー
早稲田大学卒業後、日本生命保険相互会社に入社。生命保険・損害保険の営業を経て、社内教育部署にて教材制作や研修の企画・運営に携わる。退職後は独立系ファイナンシャルプランナーとして、公正中立な立場から家計相談・ライフプラン設計に対応。マネースクール講師としても活動し、社会保障、リタイアメントマネジメント、家計管理、資産運用などお金に関する幅広い分野に強みを持つ。現在も「お金の先生」であるJ-FLEC(金融経済教育推進機構)認定アドバイザーとして、学校や企業に出張授業で金融教育の普及に取り組んでいる。
2025年に株式会社モニクル傘下の株式会社モニクルリサーチに入社。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMOマネー編集部にて、厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の公開情報など、信頼性の高い情報をもとに厚生労働省管轄の厚生年金保険と国民年金(老齢年金・障害年金・遺族年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、資産運用、NISA、iDeCo、保険などを中心に企画・執筆・編集・監修を行う。(2025年5月30日更新)