2. 非常に強い顎を持ち狂暴な性質の「ゴマモンガラ」
投稿主が思わず「こわ」と写真に収めたのは、フグ目モンガラカワハギ科の大型種、ゴマモンガラ。
毒はありませんが、貝やウニをも砕く非常に強い歯と顎を持ち、性質は非常に狂暴。とくに繁殖期は巣や縄張りを守るために攻撃的になるのだそう。
意図せず巣に近づいてしまったダイバーが噛みつかれる事故が後を絶たず、ダイバーの天敵として恐れられています。しかもゴマモンガラの体長は大きいもので1メートル近くになるそうで、そんな巨大で狂暴な魚に海の中で遭遇したらと思うと考えただけでゾッとしますね。
投稿には「泳いでて生身で会いたくないヤツ」「卵守ってる時期は超危険だよね」「突進して噛みに来る怖いやつ」「産卵期の凶暴な顔つきしとる」「サメより厄介な魚」といったコメントが寄せられています。
また、「ダイビング中に膝を突っつかれたことがあります」「シュノーケリングしてて、こいつにギロッと睨まれると怖いんよね」「ゴマモンガラに齧られてウェットスーツに穴空いた事ある」といった体験談も。
投稿主の@sakananomikataさんも水中で追いかけられた経験があるのだとか。話題となった投稿は沖縄県の海で撮影されたものですが、ゴマモンガラは神奈川県より南の地域に生息する魚です。もしダイビングや海水浴の際に見かけても、絶対に近づかないようにしましょう。
— さかなのみかた (@sakananomikata) July 30, 2025
3. スキンダイビング、スキューバダイビングにかかる平均的な年間費用は7万8000円
ダイバーの天敵と呼ばれる魚が話題となったことに関連し、ここからは「スキンダイビング、スキューバダイビングにかかる費用」を紹介します。
公益財団法人日本生産性本部が公表している「レジャー白書2024」(速報版)によると、余暇活動として「スキンダイビング、スキューバダイビング」を行っている人の年間平均活動回数は9.9回。年間平均費用は7万8000円という結果になっています。
なお、ダイビングと同じ「スポーツ」部門のうち、参加率がもっとも高い「体操(器具を使わないもの)」の年間平均活動回数は57.9回で、年間平均費用は6300円でした。
いかがでしょうか。今回は、Xで話題になっている「こわい魚」を紹介しました。
参考資料
小野田 裕太