4. 9月に送付予定!年金生活者支援給付金の請求手続きはどうする?

「年金生活者支援給付金」を受け取るためには、請求手続きが必要となります。

すでに年金を受給している人が新たに該当する場合、日本年金機構から9月以降に請求書が届きます。

4.1 9月以降に送られる請求書で手続き

毎年、9月の第1営業日から順次「年金生活者支援給付金請求書(はがき型)」が郵送されます。

届いた方は必要事項を記入し、切手を貼って郵便ポストに投函しましょう。

原則として、請求した月の翌月分からの支給となるため、早めの手続きをおすすめします。

なお、一度請求書を提出すれば、支給要件を満たす限り翌年以降の手続きは原則不要(※)であるため、継続して受給することができます。

※年金生活者支援給付金は、毎年度、前年の所得情報等に基づき、継続支給の判定が行われます。継続支給の判定結果は、毎年10月分(支払いは12月)から1年間反映されることとなります。

4.2 新規に老齢年金の受給が始まる人のケース

そもそも年金自体を新規で受給する人が、年金生活者支援給付金の対象になることもあるでしょう。この場合、年金請求のタイミングで給付金も手続きすることになります(9月の一斉送信と異なります)。

65歳になる3カ月前に、年金を受け取るために必要な「年金請求書(事前給付用)」に同封され、「年金生活者支援給付金請求書」が入った封筒が届きます。

必要事項を記入し、受給開始年齢の誕生日の前日以降に、年金請求書と一緒に年金事務所へ提出しましょう。