令和5年度の厚生労働省データによると、国民年金の平均年金月額は60歳代前半で4万円台、65歳以降は5万円台後半で推移し、90歳以上では5万3621円となっています。

一方、厚生年金は60歳代で大きく変動し、65歳以降は14~16万円台で安定しています。また、働きながら年金を受給する方にとって気になる「在職老齢年金制度」が、2026年4月から基準額が引き上げられる予定です。

1. 国民年金の平均受給額

厚生労働省の資料を参考に、令和5年度における平均年金月額を年齢ごとに見ていきましょう。

1.1 60歳代

  • 60歳:4万3638円
  • 61歳:4万4663円
  • 62歳:4万3477円
  • 63歳:4万5035円
  • 64歳:4万6053円
  • 65歳:5万9599円
  • 66歳:5万9510円
  • 67歳:5万9475円
  • 68歳:5万9194円
  • 69歳:5万8972円

1.2 70歳代

国民年金70歳代

国民年金70歳代

出所:厚生労働省年金局「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」をもとにLIMO編集部作成

  • 70歳:5万8956円
  • 71歳:5万8569円
  • 72歳:5万8429円
  • 73歳:5万8220円
  • 74歳:5万8070円
  • 75歳:5万7973円
  • 76歳:5万7774円
  • 77歳:5万7561円
  • 78歳:5万7119円
  • 79歳:5万7078円