【二人以上世帯貯蓄】みんなの貯蓄はいくら？20～70歳代までの貯蓄事情をチェック！《貯蓄額の平均値・中央値》10歳刻み一覧表貯蓄額の平均は60歳代がピークに

将来のためにお金を貯めたいという人は、どれくらいの金額の貯蓄があれば老後資金として“ふつう”なのか、気になっているかもしれません。

貯蓄事情は人によって異なりますが、同世代の平均を知っておいて損はないでしょう。

この記事では、二人以上世帯の貯蓄額の平均値と中央値を解説します。20歳代から70歳代まで10歳刻みで紹介しますので、参考にしてみてください。

1. 【二人以上世帯】貯蓄額はいくら？《20歳代・30歳代・40歳代・50歳代・60歳代・70歳代》平均値と中央値

貯蓄の額について、他の世帯と比較することにあまり意味がないとわかっていても、周囲がどの程度貯めているのか気になる方もいるでしょう。

J-FLEC（金融経済教育推進機構）「家計の金融行動に関する世論調査 2024年」をもとに、年代別（20歳代～70歳代）の二人以上世帯の貯蓄額の平均値と中央値をみていきます。※金融資産を保有していない世帯を含みます。

【二人以上世帯】各年代の貯蓄額

二人以上世帯の年代別における貯蓄額の平均値は、以下のとおりです。

70歳代では貯蓄額がやや減少する傾向は見られるものの、金額そのものは高い水準にあります。

なお、中央値については以下のとおりです。

平均値と比べて大きな開きがあることから、貯蓄を多く持つ世帯とほとんど持たない世帯との格差が広がっている様子がうかがえます。