3. 自分に合った老後生活をイメージしてマネープランを立てよう
60歳代・ひとり世帯の貯蓄について見てきました。
貯蓄ゼロが27.7%、貯蓄3000万円以上が16.8%と、二極化の傾向が見られました。
また、貯蓄がある世帯のみを見ると、貯蓄平均は2363万円で、中央値が960万円となっています。3000万円以上貯蓄している割合が23.2%であることから、貯蓄が多い人も一定数いることが分かります。退職金や相続金が貯蓄となっている方もいるでしょう。
貯蓄が十分な方は、今後どのようにお金を使っていくか計画を立てることで、より充実した老後生活を送れるのではないでしょうか。
貯蓄が足りないかもしれないと感じる方は、毎月の固定費を削減してみたり、働く時間を作ってみたりといった、老後資金形成に向けた動きを検討してみてはいかがでしょうか。
参考資料
石川 晴香
執筆者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/一種外務員資格(証券外務員一種)/元銀行員
明治学院大学卒業後、株式会社常陽銀行に入行。公共債、投資信託、外貨預金、生命保険、金融商品仲介などの販売を通じて、個人顧客向けに資産運用提案業務に従事。特に投資信託、保険商品の新規提案を得意とし、投資初心者にも分かりやすい丁寧な提案が強み。一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
金融投資メディアでの執筆・編集を経験したのち、2025年に株式会社モニクル傘下の株式会社モニクルリサーチ(旧:株式会社ナビゲータープラットフォーム)に入社。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部にて、厚生労働省管轄の厚生年金保険と国民年金(老齢年金・障害年金・遺族年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、資産運用、NISA、iDeCo、住宅ローン、カードローン、為替相場、株式投資などを中心に企画・執筆・編集・監修を行う。(2025年7月7日更新)