以前取り上げた、里帰り出産で感じた母親との違和感(『里帰り出産がストレスに! 実母なのに合わないと感じた瞬間』。実の親子だから気がラクかと思えば、意外とそうでもないケースも多いようです。

今回は、里帰り中に限らず「子育てするようになって、実母と合わないと思うことが増えた」というママたちの体験談をご紹介します。出産前は関係も良好だったはずの親に対して、なぜモヤモヤしてしまうのでしょうか。「私の心が狭い?」と不安になっているみなさん、そうじゃないかもしれませんよ。

実親だからって遠慮なさすぎ! 私の子どもなんだけど…

義両親とは適度な距離が保てるのに、実親は血がつながっているからこそ遠慮がなくなることってありますよね。それはお互い様のようで、「実の娘の子だからこそ、思いっきりかわいがれる」という想いから暴走してしまう親たちもたくさんいるようです。

「孫の顔が見たいだろうと思って写真をマメに送るようにしているんですが、母親がいつも無断でSNSにアップしてるんです。私は子どもの写真は投稿しない主義で『やめて』って言ってるのに…『赤ちゃんだし、顔の区別もあまりつかないから大丈夫よ~』って聞く耳を持ってくれません」

「お宮参りもお食い初めも、母は私たちより張り切っていました。食事や服を、すべて勝手に手配。ありがたい気持ちもあるんですが、食事は手づくりしたかったのになぁ…とゲンナリ。それから七五三の衣装も『これが似合うわよ』と押しつけられ、幼稚園の入園グッズも相談もなく買ってこられ…さすがに『もう3歳なんだから本人の好みも尊重したいから』と釘を刺しました」

「初めての子どもなので口にするものには慎重になっていたのに、気がついたらナッツの入ったおやつをあげていました。『アレルギーの心配もあるから、ナッツはやめて』と制止しても『もう体も大きいし問題ないわよ』と涼しい顔。母親が育児をしていた時代はアレルギーに対する意識も低かったのでしょうが、命に関わることなのにありえません! 親には頻繁に顔を見せに行こうと思ってたけど、ちょっと控えようかな」

実母相手だと「やめて」が言いやすいのはメリットのはず。しかし、逆に「これぐらい別にいいじゃない」と軽くあしらわれやすいという一面もあるかもしれませんね。

かわいがってくれるのは嬉しいですが、ママの存在を飛び越えて突っ走ることはやめてほしいものです。

昔と今は違います! 私流の育児を見守ってよ

お次は、“昔と現代の育児方法の違い”から起こるすれ違いについてです。ありがちなことですが、義母よりも実母からの口出しに辟易しているママが多いんだとか。みなさんのエピソードを見てみましょう。