「消費税収入は今年24兆円以上の見込み」いったい何に使われている?《消費税》世界ランキングも公開!
7月の参院選で何かと争点になった「消費税」国の歳入の3割超を占める消費税の役割とは?
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先月の参院選では、物価高や社会保障制度の見直しとともに「消費税」も争点のひとつとして取り上げられました。私たちが日々の買い物などで何気なく支払っているこの税金「いったい何に使われているのでしょうか?」
今回は、国税庁や財務省の最新データをもとに、消費税の役割と使い道をわかりやすく解説します。
1. 「消費税こんなに払っているの?!」国の財政を支える最も大きな柱
消費税は、私たちが商品やサービスを買うときに支払う税金のことで、現在は主に10%(一部8%)です。年齢や収入に関わらず誰もが負担するため国の重要な収入源、つまり国が受け取るお金となっています。では、この消費税が国の歳入全体でどれくらいの割合を占めるのか、国税庁が公表する2024年度の当初予算データを見てみましょう。
消費税は、国が1年間で得るすべての収入、つまり歳入の中で、特に重要な役割を担っています。その中でも、社会保障や教育、防衛といった国の基本的な活動に使われるお金の収入部分を一般会計歳入と呼びます。
2024年度の一般会計歳入は約112兆6000億円ですが、このうち消費税の収入は約23兆8000億円と見込まれています。これは、歳入全体の約21%を占める金額です。
また、国が税金として集めるお金(税収)全体で見ると、約69兆6000億円のうち消費税が約34.2%を占めており、これは所得税や法人税よりも多い「最大の税収」となっています。
具体的には、所得税は約17兆9000億円、法人税は約17兆円と、いずれも消費税を下回る見込みです。この数字からも、私たちが普段支払っている消費税が、国の財政を支える最も大きな柱であることがわかります。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)/CFP®/J-FLEC認定アドバイザー
FP資格「CFP®認定者」及び「1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)」を保有。
早稲田大学卒業後、日本生命保険相互会社に入社し、生命保険・損害保険の実務および社内教育部署にて教材制作・研修企画に長年従事。独立後はファイナンシャルプランナーとして公正中立な立場から家計相談・ライフプラン設計などの相談実績を持つ。また、マネースクール講師としてNISA、iDeCoを含む資産運用、社会保障など幅広い分野で「お金の先生」として活動。特に公的年金制度の仕組み、老齢年金、障害年金、遺族年金といった厚生労働省管轄の社会保障分野に深い知見を持つ。
現在、株式会社モニクルリサーチのLIMO編集部にて、厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の一次情報をもとに、信頼性の高い記事の企画・執筆・編集・監修を担当。J-FLEC(金融経済教育推進機構)認定アドバイザーとして、企業や学校への金融教育の普及にも尽力している。
大の犬好きで、現在も愛犬と暮らす。JADP認定の「動物介護士®」「動物介護ホーム施設責任者®」「ペットセラピスト®」の資格を取得。確かな金融知識を持ちながらも、生活者としてのリアルなライフスタイルやペットケアへの深い造詣を日々の活動の糧としている。
(2026年6月26日更新)