4. マイナ保険証の発行も1つの選択肢に
2025年8月以降にマイナ保険証を保有していない人も、資格確認書を利用することで従来通り保険適用を受けられます。
ただし、マイナ保険証を発行すれば、さまざまなメリットを受けることが期待できます。
例えば、医療機関や薬局でこれまでの受診歴や薬の情報を確認でき、適切な治療を受けやすくなります。
また、情報がデータで共有されるため、医療機関の事務作業も軽くなります。
さらに、顔認証や暗証番号で本人確認する仕組みのため、不正利用も防ぎやすくなるとされています。
マイナンバーカードは郵便局やオンラインで申請でき、医療機関や薬局、セブン銀行の端末などで保険証としての登録をおこなえば、マイナ保険証として利用できます。
マイナ保険証をまだ持っていない人は、マイナ保険証の発行を1つの選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
参考資料
- デジタル庁「8月以降順次切り替え!健康保険証の注意点は?(後期高齢者医療制度・国民健康保険の被保険者の方)」
- 東京都後期高齢者医療広域連合「自己負担割合のフローチャート」
- 厚生労働省「資格確認書について(マイナ保険証を使わない場合の受診方法)」
- 厚生労働省「マイナンバーカードの健康保険証利用のメリット」
苛原 寛