4. 保険料はさらに引き上げられる予定!
2026年4月からは、「子ども・子育て支援」実施に伴う後期高齢者医療制度の保険料引き上げも予定されています。
「子ども・子育て支援」とは子育て家庭を支える公的支援策の総称で、児童手当の所得制限撤廃や高校生年代までの支給期間の延長などが含まれます。
子ども・子育て支援を実施するには新たな財源が必要ですが、この財源の一部は2026年4月から後期高齢者医療保険料に支援金として上乗せされることで徴収される予定です。
そのため、保険料増加によりますます家計は苦しくなるかもしれません。
今のうちから支出を少しでも減らせないか見直して、迫る保険料引き上げに対応できるよう準備してみてはいかがでしょうか。
参考資料
- 政府広報オンライン「後期高齢者医療制度 医療費の窓口負担割合はどれくらい?」
- 厚生労働省「後期高齢者医療制度の令和6・7年度の保険料率について」
- こども家庭庁長官官房総務課支援金制度等準備室「子ども・子育て支援金制度について」
苛原 寛