2. 「懐かしくて涙でる」「背景も含めて良い」と大反響
かつてはイベントや商業施設のオープン告知に多用されていた「アドバルーン」。店舗やイベント会場の上空に浮かべて集客や注目を集める宣伝手法として親しまれていましたが、時代とともに減少傾向に。
それだけに今回の投稿には驚きとノスタルジーの声が続出。「なんか懐かしくて涙でる」「昔(昭和)は結構ありました」「みんなが、上を向いていた時代だからこそですね」といったコメントが寄せられました。
投稿主の@deepforest_yamさんによると、このアドバルーンは山梨県甲州市で見つけたもの。車を運転していたら遠くにアドバルーンが上がっているのを発見し、「最近見ていないな」と思って撮影したのだそうです。
@deepforest_yamさんは小さい頃にデパートの屋上からアドバルーンが上がっているのを見たことがあり、とても懐かしさを感じたとのこと。
Xでの反響については、「コメントを読むと懐かしいと感じる人や初めて見たという人がいて時代の影響なのかほぼ見られなくなっているのだと実感しました」と話してくれました。また、投稿にはアドバルーンだけでなく、撮影場所の美しさに言及するコメントも。
「背景も含めていいなぁ」「山がすごい。綺麗」「山梨県甲州市に、こんな絶景を感じる風景が有るとは、良いですね」「空のクリームソーダに浮かぶチェリーみたい」など、山梨の美しい自然を切り取った1枚に癒された人も多かったようです。
普段は山梨県のディープスポットを紹介している@deepforest_yamさん。そんな@deepforest_yamさんに山梨県の魅力を伺うと、「四方を山に囲まれている自然豊かな場所です。自然の景色が綺麗というコメントもたくさん頂き、普段山梨の写真を撮っている僕はとても嬉しかったです。あと、アドバルーンがさくらんぼみたいというコメントも頂きましたが、ぶどう、桃、さくらんぼ等の果物もたくさん取れる場所です」と話してくれました。
久々にアドバルーンを見た気がする。 #甲州市 pic.twitter.com/V7dkJ1LRCU
— DEEPFOREST.YAMANASHI (@deepforest_yam) July 20, 2025
3. 山梨県の県内総生産は名目3兆7150億円
山梨県で撮影された光景が話題になったことに関連し、ここからは山梨県について紹介します。
日本のほぼ真ん中にある山梨県の面積は約4465平方キロメートルで、全国47都道府県で32番目の大きさ。13の市、8つの町、6つの村に分かれています。
2024年1月1日時点の人口は80万6369人で、人口TOP3の都市は以下の通り。
- 甲府市 18万4827人
- 甲斐市 7万6514人
- 南アルプス市 7万1660人
経済面を見てみると、2022年度の県内総生産は名目3兆7150億円、一人当たりの県民所得は336万2000円でした。
いかがでしょうか。今回は、Xで話題になっている「アドバルーン」を紹介しました。
参考資料
小野田 裕太