攻めるインテル、19年も高水準の設備投資継続へ オレゴンなど各工場でクリーンルーム拡張、アリゾナも投資再開 2019.01.08 06:00 公開 執筆者稲葉 雅巳 半導体メーカー大手のインテルは、2019年も高水準の設備投資を継続する構えだ。メモリーを中心に主要半導体メーカーが軒並み19年の設備投資金額を前年比減少させるなか、大手企業のなかでは唯一気を吐く。CPUの供給不足解消に向けた先端ロジック投資を継続するほか、独自の不揮発性メモリーである「3D-Xpoint(3DXP)メモリー」の新拠点設立も進める。 記事の続きを読む 関連記事 インテルのCPU不足問題、CEOが異例の書簡 8月ごろから表面化してきた、インテルのCPU供給不足の問題。Acerなど台湾PCメーカーは2018年下期の不安要素としてこの問題を取り上げたほか、日系メーカーの間でもこれを問題視する向きが強まってきた。この問題に対し、インテルの暫定CEOであるBob Swan氏が9月28日に、顧客向けに異例の書簡を発表するなど、事態は広範囲にわたる可能性が出てきた。 ついに止まった韓国SKハイニックスの設備投資 2018年中ごろから一気に風向きが変わった半導体設備投資。サムスンや東芝といったメモリー大手各社が新規投資を抑制するなど、18年上期の好調から一転、下期は調整局面となった。そのなかでも、韓国SKハイニックスだけは強気の投資戦略を維持していた。DRAMならびにNANDフラッシュで設備導入時期の前倒しを要請、シェアや技術格差を埋める好機と捉え、積極的な動きを見せていた。しかし12月に入り、その姿勢が一気に崩れた。韓国・清州にあるNAND新工場「M15」の設備導入を中断、中国・無錫にあるDRAM新棟「C2F」の導入規模に関しても、見直しがかかったもようだ。 “サンディスク化”するマイクロン、戦略にも変化 半導体メモリー大手の米Micron Technology(マイクロンテクノロジー)経営陣の顔ぶれがここ1年半で様変わりしている。サンディスク(ウエスタンデジタルが買収)共同創業者のSanjey Mehtotra氏が2017年に社長兼CEO(最高経営責任者)に就任して以降、古巣のサンディスク幹部を次々と引き抜き、要職に就かせている。急速な“サンディスク化”が進んでいる状況で、事業戦略にも変化が見て取れるようになってきた。 スマホ失速で有機ELマーケットは不透明に 付加価値の追求に立ちはだかるコストの壁 Intelを阻む微細化の壁、10nm量産を再延期 TSMCよりあえて難しいチャレンジ、結論は19年に持ち越し LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #インテル #投資