2. 「ク」のプレートはどこから飛んできたのか
大きな話題を呼んだ「ク」のプレート。
拾ったのは青森県東津軽郡にある、青函トンネル記念館の近くだそう。現地に足を運んだ経緯について@_yuzu_40さんは、「私は北海道旅行を趣味としています。青函トンネルは世界最長の海底トンネルとしてのみならず、北海道への道としても興味があり見学したいと思っていました。昨年は記念館からトンネルへの見学用ケーブルカーに故障があり運休していましたが、今季は復旧したとのことで、足を運びました」と話します。
「ク」のプレートを発見した経緯を聞いてみると、「青函トンネル記念館の見学を終えて、その前にある広場のバス停でバス(乗合タクシー)を待っていたところ、隅にある水飲み場に『ク』が落ちていました。見つけた感想としては何より『面白い』という心境でした。ただ変な遺失物を見つけたという珍妙さももちろんありましたが、その土地の気候を感じられたという興味深さもありました」と説明。
というのも青函トンネル記念館があるのは、風が強く吹き、風車も並ぶ竜飛岬。「そこから察するにどこかの看板が飛ばされてきたと見えましたので、当地の自然や気候を体感できたという面白さも感じました」と語る@_yuzu_40さんでした。
気になる人も多いであろう「『ク』はどこから飛んできたのか」ですが、青函トンネル記念館の近くにあった「竜飛岬ウィンドパーク」の可能性が考えられるそう。同施設は2007年3月末で閉館となっており、18年以上の年月が経過しています。
青函トンネル記念館の近くでクを拾いました。
— 柚子 (@_yuzu_40) July 18, 2025
広場の水飲み場みたいなところに置いてあるので心当たりの方はお急ぎ回収してください! pic.twitter.com/HNVEw5BRJ3
3. 青森県の県内総生産は4兆4391億円
青森県に関連し、ここからは青森県の経済面について紹介します。
本州の最北端に位置し、北は津軽海峡、東は太平洋、西は日本海、南は秋田県、岩手県に接している青森県。県面積は9644.70平方キロメートルで全国で8番目に大きく、広大で豊かな自然に恵まれています。
2024年1月1日時点の人口は120万5578人となっており、県の人口TOP3の都市は以下の通りです(出所:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」)。
- 青森市 26万7520人
- 八戸市 21万8182人
- 弘前市 16万1958人
経済面を見てみると、2022年度の県内総生産は名目4兆4391億円。一人当たりの県民所得は270万4000円でした。
※読者からのご指摘により記事内容を一部修正しました(2025年7月25日15時13分)
参考資料
- @_yuzu_40
- 東北電力「竜飛ウィンドパークにおける風力発電の実証研究終了と外ヶ浜町等との地点譲渡に関する基本合意書の締結について」
- 国土地理院「都道府県別面積の順位」
- 総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」
- 青森県「令和4年度青森県県民経済計算(概要版)」
小野田 裕太