2. ミャクミャクの記念硬貨は220万8000枚を引き換え
大きな話題を呼んだ「ミャクミャクの記念硬貨」。
この記念硬貨、表面にはミャクミャク。裏面に関西万博のロゴマークが描かれています。2025年4月8日からゆうちょ銀行などで引き換えが開始され、引き換え枚数は220万8000枚が予定されています。
@pato_numeriさんにミャクミャクの500円硬貨を入手した経緯を聞いてみると、「実家を掃除する機会がありまして、そこから前回の大阪万博の記念コインが出てきました。たぶん父が入手したやつだと思います。そのコインを見るだけで父が万博にワクワクして入手したのかなとか思いまして、それで今回も記念硬貨が出るかなと調べてみたら4月に出るらしく、『こりゃ絶対に欲しいぞ』と…。このコインを次の世代が手にした時にワクワクしてたんかなと感じ取ってほしいなと思いました」と話します。
さらに続けて、「記念硬貨は1人2枚までという制限が全国的に決められてました。ワクワクしていたのに引き換え開始日を忘れてまして…Xで東京の銀行はもう売り切れになったという情報を見ました。その時期は、仕事で地方に来ていたので近くの銀行に行ったら、すんなり2枚手に入りました。欲しい人多そうだから独占しても良くないなと思い、次の日も2枚、その次の日もと変えていたら銀行員さんに『棒金でもいけますよ』と言われ、それならと交換しました」とのこと。
取材の最後、@pato_numeriさんは「まだ万博には行けてないんですけど、行ったらミャクミャクのグッズを買い漁りたいです」と熱く語ってくれました。
3. 大阪・関西万博の入場料や記念硬貨を紹介
関西万博が話題になったことに関連し、ここからは関西万博の入場料や、万博記念貨幣に関する情報を紹介します。
2025年4月13日から10月13日の期間に開催される「日本国際博覧会(略称「大阪・関西万博」)」。財務省は万博の開催を記念し、開催までに5種類の貨幣を発行しました。
第一次発行では「2025年日本国際博覧会ロゴマークと夢洲(ゆめしま)の万博会場、2025年日本国際博覧会ロゴマーク」がデザインされた千円銀貨幣(1万3800円)、第二次発行分では「ミャクミャクとハートと双葉、2025年日本国際博覧会ロゴマーク」がデザインされた千円銀貨幣(1万3800円)の発行が公表。
続く第三次発行分では「ミャクミャク、2025年日本国際博覧会ロゴマーク」がデザインされた五百円貨幣、シリーズ最後となる第三次発行分等として「ミャクミャクと日本政府館、2025年日本国際博覧会ロゴマーク」がデザインされた一万円金貨幣(26万8000円)、「ミャクミャクと虹と万博会場からあふれ出す光、2025年日本国際博覧会ロゴマーク」がデザインされた千円銀貨幣(1万5200円)の発行が公表されました。
また造幣局では、第一次分~第三次分の2025年日本国際博覧会記念貨幣の全5種類を組み込んだ「コンプリートセット」の販売も発表(申し込み受付は終了)しています。
なお、大阪・関西万博の入場料は「1日券が大人7500円、中人4200円、小人1800円」で、「平日に1回入場可能なチケットは、大人6000円、中人3500円、小人1800円」となっています。
いかがでしょうか。今回はミャクミャクの記念硬貨について紹介しました。
参考資料
小野田 裕太