タナベ経営、2Qは増収増益 売上高の増加に加え、経営効率化が寄与

2018年11月26日に行われた、株式会社タナベ経営2019年3月期第2四半期決算説明会の内容を書き起こしでお届けします。IR資料

スピーカー:株式会社タナベ経営 代表取締役社長 若松孝彦 氏

事業セグメント紹介

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若松孝彦氏:みなさん、こんにちは。社長の若松でございます。今日はお忙しい中、ご参加いただきまして本当にありがとうございます。それではさっそく、2019年3月期第2四半期決算説明会を開催させていただきます。

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本日のAgendaは大きく3つございます。3月期第2四半期のレビューと、今期の見通しおよび株主還元と、中期経営計画「Tanabe Vision 2020(2018~2020)」の進捗。そして最後は参考資料でございますので、後ほどまたご覧いただければと思います。

それでは、さっそく1つ目のAgendaということで、第2四半期のレビューでございます。まず、タナベ経営の事業のセグメンテーションからご紹介をしますと、経営コンサルティング事業とSPコンサルティング事業の大きく2つがございまして、それぞれ2つ、3つに区分けをしています。

経営コンサルティング事業の中には、経営コンサルティングと人材開発コンサルティング。経営コンサルティングの中には、経営コンサルティングそのものと、M&Aのアライアンス、戦略ドメイン&ファンクション研究会、FCCトップ会。人材開発コンサルティングは、オーダーメイドの研修、FCCアカデミー(企業内大学)の設立のコンサルティング、次世代経営チームを育成するジュニアボードのコンサルティング、そしてFCCセミナーに分かれています。

SPコンサルティング事業は、まず「セールスプロモーションコンサルティング」。そして、セールスプロモーションのデザインである「SPデザイン」。そして「SP領域の研究会」もやっています。このSPコンサルティング以外には、SPツールと言われるものと、手帳やカレンダーなどを扱っている「ダイアリー」の事業がございます。

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コンサルティングモデル(チームコンサルティング)

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それを踏まえまして、タナベ経営のコンサルティングモデルは、チームコンサルティングと命名しています。これは「ドメイン」という事業領域・業種と、組織や経営テーマである「ファンクション」。そして最後は「リージョン」ということで、それぞれ資料にその説明が書かれています。

ドメインは、食品・フードサービス、ヘルスケア・ウェルネスという領域から、例えば金融機関、会計事務所、子育てファミリーまで、業種にセグメンテーションしています。真ん中が組織・経営テーマで、人事の戦略からM&Aまで、組織・経営テーマとしてセグメンテーションをしています。

リージョンについてです。タナベ経営は本社を2つ構えています。大阪、東京、そして本部として名古屋、九州、北海道から沖縄まで、10の地域にセグメンテーションして、ファームを配置しています。コンサルタントが地域に常勤しているので、このドメイン・ファンクション・リージョンというコンサルタントの組み合わせを、チームコンサルティングと呼んでいます。

資料にも書いてあるとおり、顧客ごとの課題に合わせて、コンサルタントを複数名選定して、チームコンサルティングしていきます。「ファーストコールカンパニー 100年先も一番に選ばれる会社」というビジョンをクライアントと共有化し、そういう会社をともに導いていこうというコンセプトでコンサルティングモデルを構築しています。

顧客創造・リレーションモデル

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顧客創造・リレーションモデルがどうなっているかということで、左側に「新規顧客の創造」を紹介しています。既存の顧客からのご紹介のほか、営業や説明会ももちろんします。そして、タナベ経営は100行以上の地域金融機関と提携していますので、そこからのご紹介だったり、独自のWebマーケティング(も行っています)。

それから経営塾という、先ほどご紹介した金融機関とのアライアンスの中で、地域の後継者・経営者を育成していこうという会を持っています。ここからのご紹介も含めて、コンサルティングが広告というPRそのものになっております。

真ん中に「フロントエンド型サービス」と書いてあります。まず研究会・セミナー・トップ会・セールスプロモーションのツールの顧客、メールマガジンの会員など、クラウド会員もメール会員も含めて、ここでフロントエンドの顧客基盤としてもちまして、そこからコンサルティングサービスへ導いていくという顧客創造のモデルになっています。

「コンサルティングサービス」は経営コンサルティング、SPコンサルティングのほかに、人材開発のHR系のコンサルティングなども大変多くございます。ここから既存のお客さまも、フロントエンド型のサービスも使われますし、その中からコンサルティングは生まれてくるということでございます。現在、このフロントエンド型サービスは1万7,000社くらいになっていまして、その中からコンサルティングは生まれ、更新率は70パーセントとなっております。

そういったタナベのセグメンテーション、コンサルティングのモデル、そして顧客創造・リレーションのモデルをご理解いただきまして、第2四半期の累計の損益ということでご報告をします。

2019年3月期第2四半期累計損益(全社)

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まず、資料の中で色が少し濃くなっていますところが、第2四半期の実績でございます。売上高が40億8,300万円で、前期比プラス3.5パーセント、計画比プラス2.1パーセント。売上総利益が19億1,900万円で、前期比1.3パーセント、計画比プラス5.5パーセント。売上総利益率は47パーセントということで、前期比から1ポイントダウンしています。計画比に関してはプラス1.5ポイントです。

営業利益は4億4,600万円で、前期比プラス4.6パーセント、計画比プラス35.2パーセントとなりました。営業利益率が10.9パーセントで、前期比プラス0.1ポイント、計画比プラス2.6ポイント。経常利益は4億6,100万円で、前期比プラス4.3パーセント、計画比プラス35.9パーセント。経常利益率は11.3パーセントで、前期比プラス0.1ポイント、計画比プラス2.8ポイント。四半期純利益は3億2,000万円で、前期比プラス5.6パーセント、計画比プラス36.3パーセントでございます。

内訳に記載のとおり、経営コンサルティング事業・SPコンサルティング事業ともに増収となりました。また、売上高増加・経営効率化ということで、販管費率が低下しています。営業利益の計画に関しても同じでございます。一部、付加価値率が向上しているということで、今回のような結果になっています。

注意書きのとおり、人件費の計上区分を一部変更しています。2018年3月第2四半期の実績も、同じ基準で数字を組み替えて表示していますので、決算短信とは少し数字が異なりますので、ご了承いただきたいと思います。

2019年3月期第2四半期累計損益(セグメント別)

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セグメント別にご説明します。売上高は、経営コンサルティング事業が26億4,200万円、SPコンサルティング事業が14億4,000万円となっています。前年の同期比・計画比ともにプラスでございます。売上総利益は、経営コンサルティング事業が15億3,100万円、SPコンサルティング事業が3億8,800万円で、ともにプラスでございます。

営業利益は、経営コンサルティング事業が7億1,700万円、SPコンサルティング事業がマイナス6,800万円でございます。経営コンサルティング事業は、前年同期比・計画比ともにプラスですけれども、SPコンサルティング事業は計画比ではプラスのため、マイナス幅が減っているということなんですが、前年の同期比で見ますと、マイナスになっているということでございます。

資料にも書いてあるとおり、SPコンサルティング事業では、営業利益が計画を上回りますが、業務プロセスの見直し等による経費計上によりまして、前年の実績を下回ったということで、ご報告をさせていただきたいと思います。

商品・サービス別動向(経営コンサルティング事業)

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商品・サービス別の動向の経営コンサルティング事業でございます。経営コンサルティングはプラス2.4パーセント、人材開発コンサルティングはプラス7.6パーセント、その他はマイナス57.2パーセントでございます。経営コンサルティング事業は、契約数が期中平均427契約と、前年同期で418契約でしたので、この分伸長しています。

また研究会も、研究会の数・開催回数が増加しましたので、参加社数が785社と、こちらも前年同期比で増えています。顧客基盤として、拡大をしたということでございます。アライアンスは、各種会員組織の会員の数が減ると、どうしても上下するんですけれども、減少したことで伸び悩んだということでございます。

人材開発コンサルティングは、オーダーメイドの研修も平均100契約ということで、前年同期比で伸長をいたしました。売上単価は減少しているため、伸び悩んでいますけれども、契約数としては伸長いたしました。ジュニアボード、FCCアカデミー(企業内大学)の契約は、記載のとおり伸長しています。セミナーも2,640社ということで、前年同期と比べましても、拡大をしているということでございます。

商品・サービス別動向(S Pコンサルティング事業)

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商品・サービス動向のSPコンサルティング事業についてです。SPコンサルティングは9.1パーセント増。SPツールがマイナス9パーセント。ダイアリーは18.3パーセント増えています。SPコンサルティングは、経営コンサルティング事業との連携、プロモーション・ブランディング戦略、Webプロモーションのコンサルティングも順調で、セールスプロモーションコンサルティングの月次契約が増えています。

SPデザインは、セールスプロモーションの中でも、商品とセットで非常に単価の高い、そしてデザイン性・独自性の高いプロモーション企画を「SPデザイン」と呼んでいます。こちらも大変好評で、付加価値の高い提案を積極的に行った結果、伸長しているということでございます。

SPツールは、もちろん我々ビジネスの柱として持っているんですけれども、付加価値が低いため、どちらかと言うと、SPコンサルティングに注力をしているということでございます。またダイアリーは、大変付加価値の高い商品でございます。来年、この「ブルーダイアリー」という手帳が、60周年を迎えるため、リ・ブランディングということで、よりブラッシュアップしていこう、営業を強化していこうということで取り組んでいまして、その受注件数が増加をしたということでございます。

主要KPI(チームコンサルティング推移)

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主要KPIということで、チームコンサルティングの推移でございます。右端がこの第2四半期の実績です。青い棒グラフが顧客基盤の社数で、3,425社です。赤い折れ線グラフがチームコンサルティングの売上です。そしてグレーの棒グラフがチームコンサルティングの社数でございます。

過去も含めて、第2四半期そのものを比較していただいても順調に伸長しているということで、推移としてご説明をいたしました。以上が、第2四半期の実績でございます。

2019年3月期見通し(全社)

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3月期の見通しおよび株主還元について、ご説明をいたします。真ん中に計画値がございますけれども、公表しているものと変更ございません。売上高90億円、売上総利益41億7,500万円、売上総利益率46.4パーセント、営業利益9億7,000万円、営業利益率10.8パーセント、経常利益9億9,000万円、経常利益率11パーセント、当期純利益6億8,000万円、ROE6.5パーセントでございます。

2019年3月期見通し(セグメント別)

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先ほど申し上げた90億円の内訳は、経営コンサルティング事業が51億5,000万円、SPコンサルティング事業が38億5,000万円。売上総利益は、経営コンサルティング事業が30億2,500万円、SPコンサルティング事業が11億5,000万円。最終の営業利益の内訳は、経営コンサルティング事業が13億5,500万円、SPコンサルティング事業が2億1,000万円でございます。

売上高は前期比プラス2.3パーセント、売上総利益はプラス4.7パーセント、営業利益はプラス3.6パーセントという計画でございます。

株主還元

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株主還元でございます。こちらについても、弊社は配当性向60パーセントを目安に、業績等を勘案して、特殊要因は除いて配当額を検討・決定をしています。資料右端にございますように42円、配当性向53.3パーセントということで、公表しているとおりです。株主還元は以上でございます。

記事提供:ログミーファイナンス

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