蒸し暑い日が続きます。昨年に引き続き、物価高が家計へ大きく影響しているなか、使用をためらってしまうかもしれませんが、この夏を乗り切るには冷房器具は必要不可欠です。
今年度の年金額は、前年度から1.9％引き上げられていますが、こうも値上げが続くと、年金が増えたことを実感しづらいものです。
さて、来月8月15日は公的年金の支給日です。まだ少し先になりますが、いまのシニア世代が年金をどれくらい受けとっているのか、厚生労働省のデータをもとに確認していきましょう。
1. 【2025年度】年金額は前年度から1.9％引き上げへ！
公的年金額は、物価や賃金を考慮して年度ごとに見直しがおこなわれており、2025年度は前年度より1.9％の引き上げとなっています。
年金額の例を見ると、厚生年金のモデル夫婦世帯（※1）は月額23万2784円、国民年金の満額（※2）は月額6万9308円です。
夫婦ともに国民年金のみ（満額と仮定）を受給する世帯の場合、二人分の合算額は13万8616円となります。
※1 男性の平均的な収入（平均標準報酬（賞与含む月額換算）45万5000円）で40年間就業した場合に受け取り始める年金（老齢厚生年金と2人分の老齢基礎年金（満額））の給付水準
※2 国民年金保険料を全期間（480カ月）納付した場合に65歳以降で受給できる年金額
