3. つみたて投資枠の利用状況別口座数
はじめの金融庁「NISA口座の利用状況に関する調査結果の公表について」(2025年6月17日公表)より、つみたて投資枠について、利用状況別の口座数を見てみましょう。
3.1 つみたて投資枠の利用状況別口座数(全体)
- 0円:1412万9546口座
- 0円超 20万円以下:454万4539口座
- 20万円超 40万円以下:313万5726口座
- 40万円超 60万円以下:139万3663口座
- 60万円超 80万円以下:71万826口座
- 80万円超 100万円以下:58万5415口座
- 100万円超120万円以下:167万9146口座
- 合計:2617万8861口座
※2024年1月1日~12月31日中の投資枠の利用状況の分布。2024年12月31日時点で廃止となった口座の取引を含む。
全体で見ると、「0円超 20万円以下」「20万円超 40万円以下」「100万円超120万円以下」「40万円超 60万円以下」の順で多くなっています(※0円を除く)。
4. 積立金額は変えられる。自身に合った運用を
つみたて投資枠について、その投資額は変えることができます。
ご家庭の状況によっても投資できる金額が変化する場合はありますので、あらかじめ金融機関によって異なる金額の変更方法と反映までの時間についても調べてみてください。
また、一度運用をはじめると、基本的に積立投資は長期間運用します。だからこそ、よく情報収集をしたうえで、自身が納得できる運用をしてくださいね。
参考資料
宮野 茉莉子