2. 【新NISA】40~50歳代から65歳まで「月3万円」の積立投資をシミュレーション。老後資金2000万円貯まるか
新NISAにより資産運用がしやすくなりましたが、一方で資産運用は損をするリスクがあります。損をする可能性があるとなるとリスクばかりに目がいきがちですが、利益が出た場合についても知っておきましょう。
毎月3万円を年利1〜6%で運用した場合、15年後・25年後にいくらになるかを金融庁の「つみたてシミュレーター」を使ってシミュレーションします。
老後資金のために65歳まで運用をすると仮定し、40歳ではじめた場合の25年後と、50歳ではじめた場合の15年後を確認しましょう。
2.1 15年後のシミュレーション(元本540万円)
- 年利1%の場合:582万円
- 年利2%の場合:629万円
- 年利3%の場合:681万円
- 年利4%の場合:738万円
- 年利5%の場合:802万円
- 年利6%の場合:872万円
まず15年間の場合、元本540万円に対して年利3%で681万円、6%で872万円となっています。
2.2 25年後のシミュレーション(元本900万円)
- 年利1%の場合:1022万円
- 年利2%の場合:1166万円
- 年利3%の場合:1338万円
- 年利4%の場合:1542万円
- 年利5%の場合:1786万円
- 年利6%の場合:2079万円
25年間となると、元本は900万円。3%で約1300万円に、6%で2000万円を超えますね。
実際には預貯金とあわせて貯蓄すると思いますが、老後2000万円を意識した場合、25年間、年利6%で達成します。
とはいえ、実際の運用成果は後にならばければわからないので注意が必要でしょう。