どうして毎月家計が赤字なのだろう? どうして思うようにお金が増えないのだろう? そんな悩みを抱えながら生きている人も、実は多いのではないでしょうか。

「同僚とそれほど給料は変わらないのに、なぜ自分ばかりお金に困っているのだろう?」と思う人、自分ではなかなか気が付かない「毎日の習慣」に、お金に困る理由が潜んでいるのかもしれません。そこで今回は、お金に困る人に共通する習慣についてご紹介します。ぜひ一度、チェックしてみてくださいね。

食事は外食で済ませることが多い

日々の食事、あなたはどうしていますか。外で済ませるか、家に帰ってから自炊するか。それとも、帰りがけにスーパーやコンビニでお弁当やお惣菜を購入しているという人もいるかもしれません。外食でもなく自炊でもないそういう食事のスタイルを中食と言いますが、いずれにしても食事を自分で作る習慣はないという人ですね。

自炊と外食が比較されることは多く、結果として「自炊の方が安い」という結論が出ることが多いですよね。自炊についても、料理が得意な人が作れば冷蔵庫の残り物でサクっと作れることも多いのですが、料理が得意でない人がきちんとしたものを作ろうとすると、1回の自炊にも結構お金がかかってしまうというパターンもあります。

料理が苦手な一人暮らしの人には、量り売りで売っているお惣菜を買って食べる中食もオススメですね。量り売りなら食べ残しが出づらいですし、外食よりは安く済ませられることが多いでしょう。

ただ、食事を自分で作る習慣がないという人は、食費がかさむだけでなく、余計な出費が増える可能性も。というのも、毎日スーパーやコンビニで買い物をする習慣があるのですから、そこで不急不要だけれど何となく気になるものが目に入ることも多くなるわけです。

結局誘惑に負けて購入してしまい、無駄遣いになることもあるでしょう。スーパーやコンビニで買うよりもお弁当屋さんで買ったほうがそういった誘惑は少ないかもしれませんね。

電子マネーやクレジットカードを多用する

それ自体が悪いという話ではないのですが、電子マネーやクレジットカードでの支払いを多用することで、お金の流れが見えづらくなってしまうことも大いに考えられます。現金よりもお金を使ったという感覚がなく、つい使い過ぎてしまう人も多いですよね。毎月想定以上の請求額に慌てる人も少なくないのではないでしょうか。

こうした買い物を続けていると、クレジットカードの負債が大きくなりすぎて翌月、翌々月の家計に悪影響が出ます。クレジットカードの困ったところは後からツケが回ってくること。そのときは気にならなくても、請求は翌月もしくは翌々月。その頃には買い物の内容も忘れていて、「なんでこんなもの買ったんだろう」と後悔することもあるのでは?

プリペイド式の電子マネーでは、負債が後からやってくるということはありませんが、こちらもクレジットカードと同様、お金を使っているという感覚が薄れてしまいます。人間は忘れてしまう生き物ですから、大きい買い物をしたときはすかさずメモをして、「今月はもう買い物をセーブしよう」とか「今月は残りいくらしか使えないんだ」ということをきちんと把握するようにしましょう。

さらに上を目指すための「自分磨き」が好き