ソフトバンクショック! 日経平均株価は続落

【東京株式市場】 2018年12月19日

株式市場の振り返り-日経平均株価は続落、TOPIXは連日で年初来安値更新

2018年12月19日(水)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 20,987円(▲127円、▲0.6%) 続落
  • TOPIX 1,556.1(▲6.3、▲0.4%) 続落
  • 東証マザーズ総合指数 885.9(+10.1、+1.2%) 4日ぶり反発

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:883、値下がり銘柄数:1,171、変わらず:75
  • 値上がり業種数:9、値下がり業種数:24
  • 年初来高値更新銘柄数:2、年初来安値更新銘柄数:689

東証1部の出来高は17億3,903万株、売買代金は2兆8,046億円(概算)となり、いずれも前日より増加しました。米国株の急落がいったん収まったことで投資家心理がやや改善したことに加え、新規上場のソフトバンク(9434)の売買が商いを盛り上げました。

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FOMCを控えた様子見スタンスも強かったため、活況という状況ではありませんでしたが、結果的に売買代金は2兆8,000億円を上回っています。

そのような中、日経平均株価はやや荒い値動きとなりました。前場の序盤に一時▲235円安まで下落しましたが、前場の終盤にはプラス圏に浮上し、一時+53円高まで買われる場面が見られました。

しかし、後場に入ると再びマイナス圏に沈み、結局は続落で引けています。終値は3月26日以来となる21,000円割れでした。

なお、TOPIXも同じような値動きの続落となり、連日で年初来安値を更新しました。ただ、下落率は日経平均株価より小さくなっています。

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東証マザーズ総合指数は4日ぶり反発、売買代金は13日ぶりに1,000億円超え

東証マザーズの出来高は5,035万株、売買代金は1,014億円となりました。出来高は前日より減りましたが、売買代金は増加しています。個人投資家の物色意欲が急速に回復したわけではありませんが、連日の急落で割安感が出た銘柄を拾う動きが強まりました。売買代金は13日ぶりに1,000億円を上回って引けています。

また、総合指数も4日ぶりの反発となりました。依然として900ポイントを割り込んでいますが、今後は個人投資家の物色意欲の回復が大きなカギになりそうです。

新規上場ソフトバンクが公開価格を大幅に下回る、東京エレクトロンは連日の年初来安値更新

個別銘柄では、東証1部に上場初日のソフトバンク(9434)が公開価格(1,500円)を下回る初値を付けた後はほぼ一貫して下げ続け、終値は1,282円(公開価格を▲15%下回る)での安値引けとなりました。相場の外部環境が悪かったとはいえ、最悪に近い散々な上場初日だったと言えましょう。

そのソフトバンクの親会社であるソフトバンクグループ(9984)は一時▲3%安に迫る大幅安となり、終値も続落で引けています。

また、一部のハイテク株に対する売りも継続し、東京エレクトロン(8035)が一時▲5%安に迫る大幅下落となって年初来安値を更新し、日本電産(6594)、アルプス電気(6770)、シャープ(6753)なども年初来安値更新となりました(シャープの終値は上昇)。

その他では、金融株が下げ止まらず、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)などメガバンク株が揃って安値更新となり、野村ホールディングス(8604)も大幅安で年初来安値を付けたのが目を引きました。

一方、ファナック(6954)が堅調に推移し、スズキ(7269)は大幅続伸となりました。また、ハイテク株ではアドバンテスト(6857)が値を上げ、富士通(6702)も大幅上昇となっています。

新興市場(東証マザーズ)では、メルカリ(4385)が一時▲7%安に迫る3日連続の急落となり、一時2,000円を割り込みました(上場来安値、公開価格は3,000円)。また、CYBERDYNE(7779)も安値を付けています。

一方、前日に一時ストップ高となったフリークアウト・ホールディングス(6094)が再びザラバでストップ高となり、サンバイオ(4592)も急反発となりました。

葛西 裕一

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国立大学卒業後、国内・外資系の金融機関にて23年勤務後に独立。証券アナリストなどの職務を経験し、ファイナンシャルプランナー関連等の金融系資格を多数保有。専門は株式投資、貴金属投資、年金、相続、不動産。