厳しい冬を越え、短い夏に植物が力強く咲き誇る北欧ガーデン。自然と調和し、シンプルで心地よいスタイルの庭が多くの人を魅了します。

今回は、植えっぱなしで自宅の庭を北欧風に演出してくれる、おすすめの多年草や低木を5つ、参考価格とともに紹介します。

記事最後には植栽の配置や素材選びなど、憧れの北欧ガーデンを作るためのコツもお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。

1. この記事で紹介する「北欧ガーデンにおすすめの植物と作り方のコツ」にまつわるあれこれ

写真のエキノプスほか、北欧ガーデンにおすすめの植物と作り方のコツをご紹介します1/8

青い花を咲かせている、エキノプス

Alex Manders/shutterstock.com

  • 北欧ガーデンの特徴
  • 植えっぱなしOK!北欧ガーデンに合う「ナチュラル&おしゃれな植物」5選
  • おしゃれでローメンテな北欧ガーデンをつくる「4つのコツ」

2. 北欧ガーデンの特徴

野山の一部を切り取ったかのような、ナチュラルで美しい北欧の庭2/8

スウェーデンの国旗が揚がっている、バラなどの花が咲く庭

Natalia Bohren/shutterstock.com

北欧ガーデンは、厳しい自然環境と共に生きる北欧の人々の暮らしから生まれた、「ナチュラル」と「リラックス」を重視した庭のスタイルです。整然とした造形よりも、自然のままの美しさを大切にする素朴さが特徴。

派手さはありませんが、心に安らぎを与えてくれる植物たちが、四季折々の表情を見せてくれます。まるで野山の一部を切り取ったかのような、飾らない美しさが魅力です。

3. 植えっぱなしOK!北欧ガーデンに合う「ナチュラル&おしゃれな植物」5選

3.1 ワイルドストロベリー

花も実もかわいらしい「ワイルドストロベリー」3/8

赤い実を付けている、ワイルドストロベリー

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地面をはうように自生するワイルドストロベリー。春に可憐な白い花を咲かせた後、赤く熟した小さな実をつける姿は、北欧の豊かな自然の恵みを感じさせます。

強健な性質で旺盛に広がり、手入れも簡単なので初心者にもおすすめです。

※参考価格:200円~600円前後(3号ポット苗)

3.2 エキノプス(ルリタマアザミ)

まん丸の青い花が神秘的な「エキノプス」4/8

青い花を咲かせている、エキノプス

Alex Manders/shutterstock.com

エキノプスは青や紫のユニークな球形の花が特徴的。メタリックな印象を与えるトゲトゲの花は、神秘的な雰囲気を漂わせます。

独特のフォルムが庭のアクセントとなり、おしゃれな北欧テイストを演出するのに効果的です。

※参考価格:300~1000円前後(3号ポット苗)

3.3 ゲラニウム(フウロソウ)

優しい雰囲気の可憐な花「ゲラニウム」5/8

ピンクの花を咲かせている、ゲラニウム 上キャプ:

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可憐な小花を次々と咲かせ、青・紫・ピンク・白など、豊富な花色がそろっているゲラニウム。柔らかな草姿は、庭に自然で優しい雰囲気を与えます。

周りの植物とも調和しやすく、ナチュラルな庭づくりに欠かせない存在です。

※参考価格:400円~700円前後(3号ポット苗)

3.4 ローズマリー

すっきりした香りと爽やかな小花が魅力の「ローズマリー」6/8

青い花を咲かせている、ローズマリー

nnattalli/shutterstock.com

ローズマリーはスッキリとした香りが魅力のハーブ。細長い葉は年間を通して緑を保ち、初夏には小さな青紫色の花を咲かせます。

日当たりと風通しのよい場所に植えれば、ほとんど手間がかかりません。

※参考価格:300円~900円前後(3号ポット苗)

3.5 スカビオサ

柔らかな花茎が風に揺れる「スカビオサ」7/8

淡い紅紫色や青色の花を咲かせている、スカビオサ

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風に揺れる姿が繊細な印象のスカビオサ。青・紫・白・ピンクなど、優しげな色合いが北欧ガーデンの風景にピッタリです。

品種にもよりますが、四季咲き性が強く、春~秋まで途切れることなく花が咲き続けます。一年草の品種もあるため、確認してから購入してください。

※参考価格:300円~800円前後(3号ポット苗)

4. おしゃれでローメンテな北欧ガーデンをつくる「4つのコツ」

北欧ガーデンを作るコツをお伝えします8/8

涼しげな青い花が咲いている、北欧の庭

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4.1 多年草を中心にした植栽

手入れのしやすさと自然な景観を保つため、多年草を庭の主役にしましょう。一度植えれば毎年花を咲かせてくれるので、植え替えの手間が省け、年を重ねるごとに自然な風合いになります。

品種を選ぶ際はカラフルな花よりも、白・青・紫・ピンクなど派手過ぎないナチュラルな色合いの花を選ぶと北欧らしい雰囲気に。ハーブやベリー類なども取り入れると、より豊かな表情が生まれます。

4.2 グリーンの濃淡で奥行きを出す

さまざまな葉の形や大きさ、色を組み合わせることで、単調にならず、奥行きと立体感が生まれます。直立性の植物からグランドカバーまで、異なる高さの植物を植えて、風景にリズム感を演出しましょう。

グリーンプランツを配置することで、花が少ない時期でも、庭が緑豊かな癒やしの空間になります。

4.3 シンボルツリーで空間を演出

庭全体の印象を決める重要な要素として、シンボルツリーを植えるのも効果的。北欧らしい雰囲気を持つコニファーや、成長が緩やかで樹形が美しい落葉樹などがおすすめです。

シンボルツリーは庭のフォーカルポイントとなり、空間に広がりを加えるだけでなく、夏の直射日光が苦手な植物のために、涼しい木陰を作り出してくれます。

4.4 ゆったりと過ごせるスペースを作る

北欧の人々にとって庭はくつろぎの場所で、夏の間はほとんど庭で過ごすということもあります。スペースに余裕があれば、チェアやテーブルを置いて、座ってゆったりと過ごせる場所を作りましょう。

使い込まれた風合いのアンティーク調アイテムや、木材・石・レンガなどの自然素材の雑貨を取り入れることで、よりナチュラルな雰囲気が生まれます。

5. 北欧ガーデンはナチュラルと癒やしがポイント

素朴でありながら洗練された北欧ガーデンは、忙しい日常を忘れさせてくれる「心のゆとり」を与えてくれます。可憐な野の花のような植物たちが織りなす風景は、自然の営みそのもの。

手間をかけずに長く楽しめる丈夫な多年草を中心に、北欧ガーデンの特徴を取り入れた庭で、心地よい時間を過ごしてみませんか。