長寿時代にふさわしく、65歳以降も働き続けるシニアは増加傾向にあります。その一方で、60歳を境に給与は減少傾向にあるという厳しい現実も知っておく必要があるでしょう。

こうした中、先日(2025年6月13日)成立した年金改革法案には、「在職老齢年金」の支給停止基準が大幅に緩和されることも盛り込まれています(※)

本記事では、今知っておきたい「仕事関連の給付金3選」と、年金に上乗せされる「給付金・手当2選」を、具体的な支給要件交えながら分かりやすく解説します。

5つとも「申請しないと受け取れない」お金です。ぜひ最後までご覧ください。

※在職老齢年金制度とは:60歳以降で老齢厚生年金を受給しながら働いている場合、年金額と報酬(給与・賞与)の合計が基準額を超えると、年金の一部または全額が支給停止となる制度のことです。今回の改正により、2026年4月から、厚生年金をもらいながら働く際に「年金が減額される基準額」が月51万円(※2025年度の金額)から62万円へ引き上げられます。(ただし老齢基礎年金は対象外となり、全額支給されます)

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