国家公務員は、景気変動に左右されず安定した収入が得られることが期待できますが、具体的にどのくらいの収入を得ているのか気になる方もいるのではないでしょうか。
特にボーナスの支給時期になると、国家公務員の支給額などが話題になりますね。
国家公務員の給与は、人事院が民間給与を調査したうえで官民比較し、政府に人事院勧告をして決定されます。
本記事では、国家公務員の給与例を紹介するとともに、給与制度のアップデートについて解説していきます。
1. 「国家公務員」の給与例をご紹介
国家公務員はどのくらいの給与を得ているのか、人事院が公表している例をご紹介していきます。
本府省勤務・地方機関勤務(横浜市・大阪市など)・大学卒業後に職歴がある場合の3つのケースごとに確認していきましょう。
1.1 「国家公務員」本府省勤務の給与例
本府省勤務で総合職・大卒の場合、年収は約570万円となります。
一般職・大卒の場合は20万円少ない約550万円です。
新卒初任給においては、総合職・一般職で大きな差は見られません。
本府省勤務で係長になると年収は約730万円になります。
さらに、課長補佐級になると約930万円となり、年収1000万円までもう少しというところまでアップします。