2025年の猛暑のなか、「真夏の庭の温度を下げたい」「夏の庭が暑すぎてなんとかしたい」などと思われた方もいるのではないでしょうか。

来年の夏に備えて「庭の暑さ対策」をしたいときに、ぜひ検討してほしいアイデアがあります。

それは、ガーデニング歴25年、近畿地方のわが家の庭で実践している「夏の庭の猛暑対策」です。さっそくみていきましょう。

1. 庭の温度は地面で変わる!? 芝生の場合と、土やコンクリートの場合は違うのか?

一戸建ての場合、建物の周囲の外構部分は、コンクリートやレンガ敷き、芝生などさまざまな選択肢があります。

夏の猛暑への対策を優先したいという方には、私は「芝生」をおすすめしています。個人的な経験と体感に基づくものではありますが、真夏にも涼しいのは「芝生」です。

わが家の庭には、レンガ敷きなどの部分もありますので、ほぼ同じ条件で比較できますが、その差は次のとおりです。

1.1 「真夏の庭」の地面を素足で歩くとしたら…

  • コンクリートの部分→素足で歩くと火傷してしまうレベル
  • 土の部分→頑張って数分間だけ我慢できるかどうかのレベル
  • ウッドデッキ→暑くて素足では厳しいレベル(素材や色によって多少異なります)
    芝生→ずっと素足でいても問題ない快適さ

地面の温度がこのように異なっていれば、庭の温度はもちろん、庭に出たときの暑さも異なってくるはずです。

先に書いたとおり、わが家の芝生の庭は、ほかの地面と違って、真夏でも暑くなりすぎることはありません。

より具体的にいうと、土の部分は、夕方ごろでも暑くて座っていることはできませんが、芝生スペースでは、ずっと座っていることができるくらい差があります。わが家の芝生スペースは、炎天下でも素足で歩くことができます。

庭でバーベキューをしたり、日陰をつくってティータイムを楽しんだりすることもできるくらいです。

来年の夏に向けて、ご自宅の外構や庭部分に、芝生を取り入れることを検討してみてはいかがでしょうか。