2. 凍ったGoProは雪上車の中で「解凍」
投稿主の@usa_akasaさんは2年半ほど前に南極地域観測隊に参加し、研究観測のため雪上車で南極を訪れたとのこと。その際に撮影したのが話題となった1枚です。
あれほどカチコチに凍ってしまってはカメラが壊れてしまったのではと気になりますが…。
GoPro表面の氷を剥がし、室温25℃の雪上車の中に入れて「解凍」すると、その後問題なく動いたとのこと。耐久性の高さで知られるGoProですが、1度凍っても復活するとはすごいですね。さらにカメラ機能は停止しておらず、映像も撮れていたというので驚きです。
@usa_akasaさんに南極の魅力についても伺うと、「南極の魅力は、地球のスケールを実感できることにあります。半径数百キロ、360度見渡す限り広がる雪と氷の大地。地面にたどり着くには、厚さ1500メートルもの氷を掘り進まなければなりません。そんな場所に、自分の足で立ち、これから何万年も誰にも踏みしめられない地に足跡を残す。その経験は他では得がたいものです」と話してくれました。
「ようし、せっかく南極大陸に来たんだから沈まない太陽のタイムラプスを撮るぞ!寝る前にGoProをセットして・・・と」
— 騎空士鮫ミンよりも遠い場所🇦🇶 (@usa_akasa) June 21, 2025
翌朝。 pic.twitter.com/CLi22odCft
3. 南極クルーズにかかる費用はいくら?
南極で凍ってしまったカメラが話題となったことに関連し、ここからは「南極旅行の費用」を紹介します。
南極は一般客でもクルーズツアーなどに参加することで訪れることができる旅行先です。一般的なのは、飛行機でアルゼンチンやチリまで行き、そこから船で約2日かけて南極に向かうルート。
現地では南極大陸へ上陸したり、クルーズ船やエンジン付きのボートで氷山や野生動物を観察したりとさまざまなアクティビティを体験できます。
気になる費用は、旅行代理店のHISが提供している南極クルーズツアーを見てみると、成田または羽田空港発着、15日間の旅程で、大人1人の最安値が230万円ほど。高額なプランは380万円を越えるものもあります。
いかがでしょうか。今回は、Xで話題になっている「南極で凍ってしまったGoPro」を紹介しました。
参考資料
小野田 裕太