今年も残り2カ月を切りました。物価高はおさまるところを見せず、節約に疲れ、収入を増やすことを検討する方もいるでしょう。

国税庁「令和6年分 民間給与実態統計調査」によると、日本の平均年収は478万円です。ただ実際には性別や年齢、業種などによって平均的な収入はさまざまです。

今回はうらやましいと言われることもある「年収1000万円以上ある人」の割合と、男性に視点をあててその平均年収や、また業種別の収入についてもみていきましょう。

1. 「年収1000万円以上ある人」は何パーセント?

国税庁が公表した「令和6年分 民間給与実態統計調査」によれば、年収1000万円以上の人は全体の6.2%です。

全体の1割にも満たないと考えると、少ない印象を持つ方も多いでしょう。

年収1000万円以上の割合を男女別でみると以下のような結果となります。

  • 男性:9.7%
  • 女性:1.7%

男性はおよそ10人に1人が年収1000万円以上です。

一方で女性で年収1000万円以上の人は100人に1~2人程度です。かなり貴重な人材であることがわかりますね。