5. 日本の今がわかる「1日のデータ」まずは現状把握からはじめよう
今回の記事では、厚生労働省が公表する「日本の1日」の統計をもとに、私たちの暮らしと社会が直面する具体的な現状について解説しました。
まとめると、
- 人口減少で社会保障の持続可能性が問われる。
- 働き方や家族のあり方が多様化、一方で課題も浮き彫りに。
- 医療や介護の需要が増大し、持続可能な社会システム構築が急務。
これらのデータは、私たちが日々を暮らす日本が抱える課題を「自分事」として捉えるきっかけになるはずです。これからの社会をより良くしていくために、私たちは「今」を見つめ、何ができるかを考え、行動していくことが求められています。
参考資料
・厚生労働省「令和6年版厚生労働白書-こころの健康と向き合い、健やかに暮らすことのできる社会に-(日本の1日)」
・厚生労働省「身体活動・運動」
・自民党「「日本を動かす 暮らしを豊かに」参院選の公約を発表」
村岸 理美
執筆者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)/CFP®/J-FLEC認定アドバイザー
早稲田大学卒業後、日本生命保険相互会社に入社。生命保険・損害保険の営業を経て、社内教育部署にて教材制作や研修の企画・運営に携わる。退職後は独立系ファイナンシャルプランナーとして、個別商品の勧誘はせず公正中立な立場から家計相談・ライフプラン設計に対応。マネースクール講師としても活動し、社会保障制度、リタイアメントマネジメント、家計管理、資産運用などお金に関する幅広い分野に強みを持つ。現在も「お金の先生」であるJ-FLEC(金融教育推進機構)認定アドバイザーとして、学校や企業に出張授業で金融教育の普及に取り組んでいる。
2025年に株式会社モニクル傘下の株式会社モニクルリサーチに入社。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMOマネー編集部にて、厚生労働省管轄の厚生年金保険と国民年金(老齢年金・障害年金・遺族年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、資産運用、NISA、iDeCo、保険などを中心に企画・執筆・編集・監修を行う。(2025年5月30日更新)