3. 【育児と介護の現実】家族を支える負担と希望
【日本で1日に起こる《育児》について】
- 6歳未満の子どもをもつ親が育児、家事に費やす時間
→夫:1時間54分/妻:7時間28分
【日本で1日に起こる《介護》について】
- 介護をしている人(15歳以上)が介護・看護に費やす時間:37分
- 一人当たりの介護保険からの給付費:4145円
親の育児・家事時間は夫が1時間54分であるのに対し、妻は7時間28分と大きな男女差が見られます 。これは育児や家事における性別役割分担が依然として根強く、女性に大きな負担がかかっている現状を示唆していると考えられます 。
一方、介護においては、介護をしている人が介護・看護に費やす時間が1日あたり37分です。また、一人当たりの介護保険からの給付費が4145円であることから 、高齢化社会における介護負担の増加と、それを支える社会システムの重要性が浮き彫りになります。