今ではすっかり定着した感がある投資信託。
しかし、金融商品の多くは私たちの目に見える商品ではありません。投資信託に限ったことではなく、いわゆる金融商品は物理的な形になっていないため、多くの方になかなか理解されないのではないかと思います。
そこで今回は、投資信託を少しでも理解しやすいように、まずはどのような人が投資信託を運用しているかを見ていくことにしましょう。
大学時代の同級生だった投資信託初心者の相場晴子(アイバ・ハルコ)さんとファンドマネージャーの投信博士(トウシン・ヒロシ)さんが、カフェで投資信託の運用について会話をしています。ちょっと聞き耳を立ててみましょう。
はじめて購入した投資信託はどのような人が運用しているのか
相場:ねぇ博士、わたし最近になって初めて投資信託を購入したの。でも、正直言うと投資信託のことほとんど理解していないの。貯金も少し増えたので、遅まきながら資産運用に興味が出てきたところなのね。この前の同窓会で、博士はお金の運用をしているって皆に自慢していたじゃない。投資信託のこと、詳しく教えてくれないかしら。
投信:別にいいけど、なぜ最初に投資信託を購入したんだい? 最近ではネット証券の売買手数料も安いから、手軽な日本株へ投資すればよかったのに。相変わらず変わった奴だな。
相場:あー、博士も資産運用の初心者のことを全く分かっていないのね。いきなり“日本株へ投資しましょう、さぁどうぞ”と言われても、資産運用の右も左もわからないのに、すぐに始められるわけないじゃないの。博士みたいなプロが運用している投資信託を購入してみて、自分で少しずつ勉強しながら投資をしていきたいと思ったの。
投信:おー、なるほどな。意外にしっかりしているんだな。
相場:ところで、投資信託って、どういう人が運用しているの?
投信:一般的には、投資家から集めたお金を「ファンド」と言うんだが、そのファンドを管理する人をファンドマネージャーと呼んでいる。
相場:ファンドマネージャー?
投信:ポートフォリオマネージャーとも呼ばれたりするけど、基本的にはそういう人間が管理しているんだ。
相場:えっ?!基本的に・・・ということは、人間じゃないファンドもあるの?!
投信:コンピューターのような機械が、人間の設定した条件に達した場合に自動的に売買するというファンドもある。まあ、とりあえずは多くのファンドマネージャーは人間という理解でいいと思う(笑)。
ファンドマネージャーって、どんな人
相場:ねえ、ファンドマネージャーって、どういうタイプの人が多いのかしら?
投信:うーん、一概に言えないけど、僕の周りには好奇心の強い人が多いかな。もっと踏み込んで言うと、何かしらのジャンルの“オタク”とか“マニア”とか呼ばれるような人も多いんだ。
相場:マニアねぇ。でも、ファンドマネージャーって、経済とか金融に詳しくないと仕事にならないのでしょ?
投信:そうだね、ファンドの中身を株式で運用しているのか債券だけなのか、それとも両方を含んだ、いわゆるバランス型ファンドなのかなどの違いはあるけれども、資本市場が相手なので、確かに最低限の経済とか金融の知識は必要かな。
相場:経済とか金融の知識があればファンドマネージャーになれるのかしら?
投信:日々動く相場を相手にしているので、知識だけではなく、将来の見通しや投資家の期待値に対してどのようなリスク管理をできるかといった能力があるという方が重要かなぁ。常に資本市場に耳を傾けるような人じゃないと難しいかも。どちらかというと、そういった能力というか、問題に対処することができる経験をたくさん持っているファンドマネージャーの評価が高いね。
相場:うーん、難しくてよくわからないわ。
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登場人物
相場晴子(アイバ・ハルコ)。国内の大手生命保険会社の本社で勤務するOL。40代後半。未婚。慶早大学・文学部卒。最近、少し貯金も貯まってきたのでオンライン証券で口座を開設して、初めて投資信託を購入。外貨建ての銀行預金を除くと初めての投資。購入したはじめての投資信託は日本株のアクティブ運用の投資信託。でも、実は自分でどういった金融商品に投資をしたいかは十分に理解していない。
投信博士(トウシン・ヒロシ)。相場晴子の大学時代の同級生。慶早大学・経済学部卒。現在は、資産運用会社に勤務。大学卒業後、企業を調査する証券アナリスト、シンクタンクに出向しエコノミストとしてマクロ分析を経験した後、現在は株式のファンドマネージャー。趣味は、スマホゲームと釣り、サッカー観戦。
LIMO編集部