物価高により、生活費が圧迫されている家計も多いのではないでしょうか。
なかには「今より収入を増やしたい」と考えている方もいらっしゃるかもしません。
厚生労働省が2025年7月7日に公表した「毎月勤労統計調査 令和7年5月分結果速報」によると、物価の変動を考慮した「1人あたりの実質賃金」は5カ月連続で減少しています。
本記事では、国税庁のデータをもとに、30歳代・40歳代・50歳代における「男女別の平均年収」をご紹介します。
【男女別】年収のボリュームゾーンもチェックしていきますので、年収やライフスタイルについて考える際の参考にしてください。
1. 【平均年収の推移】をチェック!
国税庁の「令和5年分 民間給与実態統計調査」によると、年間を通じて勤務した給与所得者は合計で約5076万人(男性が約2887万人、女性が約2189万人)となっており、平均年収はおよそ460万円と報告されています。
2014年の平均年収は421万円でした。
その後、平均年収は増加傾向にあり、2022年には400万円台後半となり、2023年には460万円に達しています。
ただし、平均年収は年代によって異なる傾向にあります。
次は「年代別の平均年収」を見ていきましょう。