4. 「老後に2000万円なくても」安心な人の共通点「子どもや親族から支援を受けられる人」
子どもや親族から金銭的な支援を受けられる場合も、老後2000万円は必要ないでしょう。
毎月子どもが10万円の仕送りを送ってくれたり、兄弟が生活費を補助してくれたりするケースです。
ただし、支援がいつまで続くかはわかりません。
急に仲が悪くなったり、支援してくれた人が経済的に苦しくなったりした場合には、支援がストップしてしまうケースも考えられます。
そのため、万が一に備えて自分でも一定の貯蓄を用意しておくことは必要でしょう。
5. 老後に必要な貯蓄を把握しよう!
本記事でご紹介した通り、老後生活に向けて必要な貯蓄は世帯によって異なります。
そのため、まずはご自身の世帯がいくら貯蓄を用意すればいいのか考えてみてください。
年金受給額と生活費をシミュレーションしたりして毎月不足する金額を出せば、大体の目安がわかります。
目標とする貯蓄額を決めて、今のうちから貯蓄や資産形成をはじめてみてはいかがでしょうか。
参考資料
苛原 寛