若い世代を中心に支持を拡大しているフォトウェディング。市場規模は年々拡大しており、新しいタイプのサービスも登場してきています。
2025年6月12日にリリースされた株式会社デコルテの『マリピク!』は、Z世代のニーズを捉えて誕生した入籍フォトサービスです。今回は同日に開催された発表会の情報をもとに、サービスの特徴と魅力を解説します。
1. 『マリピク!』を展開するデコルテとは
デコルテは国内のフォトウェディング撮影組数シェアでNo.1のリーディングカンパニーで、全国に34店舗を構え、フォトウェディング専用スタジオも多く展開しています。
たしかな技術を持つフォトグラファーやメイクアップアーティストによるクオリティの高さだけでなく、利用者のリクエストに応える引き出しの広さなどが支持され、人気を集めています。
2. 安定成長が見込まれるフォトウェディング市場
日本の婚姻組数は年々減少傾向にあり、コロナ禍はその流れにさらに拍車をかけました。ただ、フォトウェディング市場はその中でも成長しており、2018年は約521億円だった市場規模は2023年には約529億円に拡大しています。
同社の水間寿也社長は市場拡大の要因として「挙式・披露宴を行う人の当日には撮影できない写真を残したいというニーズによる後押し」や「挙式と比較して低価格で花嫁体験ができるフォトウェディングの手軽さ」を挙げます。
現在、フォトウェディングはニーズが多様化しており、同社でも旅行や食事会がセットになったプランの提供や挙式・披露宴を行わない顧客向けのプランなど、新しい商品を展開しています。