2.3 矮性サルスベリ(百日紅)

花火のような華やかさ「矮性サルスベリ」

ピンクのサルスベリの花

Varga Jozsef Zoltan/shutterstock.com

  • 開花時期:初夏~秋

木登り上手なサルも滑ってしまいそうな、ツルツルの幹が特徴の「サルスベリ」の矮性品種。初夏から秋まで長く花が咲くことから「百日紅(ヒャクジツコウ)」とも呼ばれています。

赤やピンク、白や紫などの花色があり、いずれも花火のような華やかさが魅力。花が終わったあとは葉の紅葉を楽しむこともできます。シックな銅葉の品種もオシャレです。

小さく育てたいときは、落葉後にその年伸びた枝をすべて切るように剪定しましょう。花付きを良くするためにも、日光がしっかりと当たる風通しのよい場所で管理してください。病気に強い品種を選ぶと、より育てやすいですよ。

※参考価格:1000円~2500円前後(4号ポット苗)

3. 暑さと西日に強い低木で、夏庭を彩りませんか

気候の関係上、どうしても花が少なくなりがちな夏の庭。そんな時期に開花する庭木が1本でもあれば、寂しくなりがちな夏の庭でもキレイな景観を保つことが可能です。

本記事で紹介した花木以外にも、夏に花が咲く庭木はあります。環境が合えば数10年にわたるお付き合いになるので、何をどこに植えるのか、ぜひ楽しみながらお庭にピッタリな1本を選んでくださいね。

LIMOガーデニング部