2. 現在は作ることより食べることへの興味が強い

小学2年生の「グルメ」だらけの選書が投稿されると、ポストには6万件を超えるいいねが寄せられる大反響となりました。

投稿には「好きなもの偏りますよね」「食に興味を持つって良い事」「息子さんの将来が楽しみですね」「将来調理師かな」「娘も食べ物の絵本ばかり読んでいるので気持ちはわかります笑」といったコメントが続々と寄せられました。

ほかにも「ひみつシリーズめっちゃ懐かしい」「今の子も『こまったさん』シリーズを読んでいることがなんだか嬉しくなるな」と幼少期に読んでいた本を懐かしむ声も。息子さんが選んだ児童書は世代を超えて読まれているロングセラーが多かったようです。

ちなみに、投稿主で母親の@tatosoriさんは息子さんの選書について「『作りたい』というより『食べたい』かも」とのコメントを残しており、どうやら息子さんは今のところ作りことより食べることへの興味のほうが強いようです。

どちらにしても、「好き」を自ら深堀りしようとするその姿勢がとっても素敵ですね。小学2年生の児童書の「偏った」チョイスに多くの人がほっこりしたのでした。

3. 子供一人当たりに保護者が支出した学習費の総額は?

小学2年生の選書が話題となったことに関連し、ここからは「子供一人当たりの学習費(1年間)」を紹介します。

文部科学省が公表している「令和5年度子供の学習費調査の結果を公表します」によると、幼稚園に通学する子供1人あたりの年間学習費総額(学校教育費、学校給食費、学校外活動費)の平均値は公立で18万4646円、私立で34万7338円。

小学校では公立と私立の金額差が大きく広がり、公立で33万6265円、私立で182万8112円。私立小学生に通学する子供の学習費総額は公立の約5倍でした。

いかがだったでしょうか。今回は、Xで話題になっている「小学2年生の選書」を紹介しました。

参考資料

小野田 裕太