7. 【年金の基本】会社を退職してから再就職まで2か月あるけど、年金はどうすればいい?

会社を退職し、次の仕事が決まるまでの期間、国民年金の手続きが必要になります。

日本国内に住所を有する20歳以上60歳未満の会社員や公務員として厚生年金に加入していた方が退職した場合、その資格を喪失します。

そのため、再就職までの期間によっては、国民年金に加入する手続きが必要になります。

ご退職後に、お住まいの市(区)役所または町村役場の国民年金担当窓口で、国民年金への加入手続きを行いましょう。

なお、60歳未満であっても、厚生年金保険の老齢年金や共済組合の退職年金をすでにもらっている場合には、加入する必要はありません。

再就職で再び厚生年金に加入することになったら、改めて会社を通して厚生年金への加入手続きをします。その際には、ご自身で国民年金の資格喪失手続きを行う必要はありません。

8. 原則、6月に年金振込通知書が送付予定

2025年度の年金額ですが、自身がいくら受け取れるかは原則、6月に送付予定の年金振込通知書によりわかります。

年金振込通知書が届いたら詳細を確認しましょう。

また、年金振込通知書が届くこの時期は、家計を見直すのにもよい時期です。

スマホ代や電気代、ガス代など、プランを変えるだけで支出を抑えられる場合もあるので、これを機に各種サービスを調べてみてはいかがでしょうか。

自身の加入している保険やサブスクなどで、不要になったものは見直すことも家計管理では大切です。

梅雨になると雨で家にいる機会も増えがちですから、これを機に家計の見直しも考えてみてくださいね。

参考資料

宮野 茉莉子